前編/女性を高める会話と、グチになる会話

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女性同士の会話を聞いていて。
すげーな、この女性。
と思える女性と。
あらあら。
と思える女性がいます。
 
会話を聞いていて、相談をしている
女性の話は、本当に、悩んでいて
自分でどうしたら良いかに、迷っている
事が良く伝わってくるような内容。
テーマは
結婚
仕事
家庭
 
相談をしている女性にしてみれば、もっとも
人生の中心にある事に対しての
悩みです。
 
それを聞いた上で、
すげー。
と思える女性は。
受け止め続けて、適切な部分で
相手を理解している言葉を出す。
で、また受け止め続ける。

 
あらあら。
と思える女性は
安易に、相手の悩みに同調して。
「そうそう。私もそうで。」
といって、自分も、その状態だから
そんなに苦しがる事ないって。
と展開していく女性。
 
この聞く側にいるのが、男性でも
同じです。
俺達は、前者になっていく必要
があります。
 
なぜ、後者にはならない方が良いのか。
後者のやっている事は、ただ、女性が
話している事に、自分を安易に
同調させて
 
ただ、話を、グチへと展開していって
いる状態だからです。
グチが悪い。
と言っているわけではなくて、それで
ストレスが解消されたり。
話をしている事で、すっきりした
気持になる事ができます。
 
でも。
終わってから。
で？
となるのが、グチ。
 
グチの内容って、冷静に聞いてみると
このような状態になっている事が
分かってきます。
 
回りは、自分を理解していない。
回りが、勝手に変われば良いのにな。
自分の思った通りにならないから
イライラする。
思った通りになるように
回りが変化すると良いのに。
どうにかし、自分都合で
動くようにならないかなー。
 
っていう。
自分は、動かんけど。
回り変わらんかね。キミ。
 
っていう、スタンス。
これが、グチの基本的なスタンス。
 
では、これを延々に言い続けている
と、どういった状態になるのか。
 
もちろん、回りに変化を求めている
わけで、特に自分が動く事はないので
他力本願だけになりますから。
 
一切の変化が起きる事がありません。
 
そうするうちに、回りが悪いという
気持が強くなっていきます。
そして、そのうち、回りが変わらない事
これが、今の自分を作った。
というように、考えがスライドしてきます。
 
では、回りが今の自分を作った。
この気持ちになった時の、本人は、どの
ような立場の人間か。
 
それは、回りによって、今のような
望んでいない自分させられてしまった
可哀想な人。
 
私は、可哀想な被害者なんだ。
 
となっていきます。
 
 
えー。
続きます。