私たちがこのように質問されたとします
・あなたは今幸せですか?
・先月女性と何人と遊びましたか?
この順序で質問をされるとこの二つの質問に対して
別々に考えて答えを出します
よってこの2つの質問の間に相関性は生まれません
ところが、この質問の順番を逆にします
・先月女性と何人と遊びましたか?
・あなたは今幸せですか?
そうするとこの答えの間には相関性が
生まれてしまうわけです
つまり先月女性、複数人と遊べた男性は
自分は幸せだ
というように答えるわけです
そしてこの間には関係性が成立するわけです
ではなぜこのように同じ質問をしているだけなのに
答えが変わってしまうのか?
ここには人間の感情が関係あります
それと考えさせるという行為も関係します
最初に
あなたは幸せですか
という質問が来ると、その質問は性質上
答える為に色々と考えなければならない
タイプの質問なんです
今幸せかどうか
というのは色々な角度から考えていかなければ
ならないわけです
生活に満足できているか
仕事がスムーズであるか
女性との関係はどうか
友人との関係はどうか
などのように複合的に考えてから
答えを出さなければならないです
そうすると頭の中は考えて答えを出すモードに
なっているわけです
この頭の中が考えるモードになっているのが
この質問の形のポイントです
で、これを踏まえて
一方
先月あなたは女性何人と遊びましたか?
というのはシンプルにすぐに答えが
出せる質問なわけです
ただ数を思い出すだけで良いからです
そうすると頭の中は、シンプルモードに
なっているわけです
このシンプルモードになっているのが
のちの質問に影響を与えるんです
ですから最初に考えるタイプの質問を出した場合は
その質問に対して考えて答えを出す
その後、簡単な質問がきても
その答えに対しても、簡単ですが
考えて出すというようになる訳です
そうするとここには関係性が作られない
それぞれの質問にそれぞれ考えて答えを
出しているからです
独立した質問としてとらえるんです
ところが最初に簡単に答えられる質問があると
その答えを答えた
その時に頭の中は、シンプルモードになって
いるんです、これがその後の考え方に
大きな影響を及ぼす
そこから導き出されるのは女性と何人かと
遊んでいたら
ハッピー
というように
「シンプルモードになっている
状態で次の質問にも答えようとする」
んです
先月は女性誰とも遊んでいなかったから
自分は女性から求められていない存在だ
⇒アンハッピー
というように判断をしてしまう
上の方でも話をしましたが
今幸せかどうか
というのは色々な角度から考えていかなければ
ならないタイプの質問のはず
なのに頭の中がシンプルモードになっていると
先の答えに簡単に連動させてしまって
考えるようになってしまう
女性複数人と遊んだ=ハッピー
というアホの考えになる
いや、これ皆、この流れには中々逆らえない
入口の状態が大切なんです
続きます