上手く関われない一つの例に
ついてお話をしていきます。
定食屋で食事をしていると、
店員さんの男性が話しかけて
きました。
でもその店員さんは、ちょっと
声がこもっている、かつ早口で
ハッキリは聞こえない。
「え?なんですか?。」
と聞き返すけど。
同じ言葉を繰り返している。
でもやっぱり聞き取れない。
もう一回聞くけど。
同じ言葉を言っているのは
分かるけど、やっぱり
聞き取る事ができない。
店員さんは、それで黙って
そのまま帰っていった。
どうも気になって。
席を立って、その店員さんに
聞く事にした。
「スマホって所は分かったん
ですけど、スマホで
何かあるんですか?。」
「当店のホームページに
アクセスしてくれたら、
コーヒーのサービスが
つくんです。」
でやっとわかった。
定食屋で。
スマホ。
ホームページ。
と言われても言葉が
上手くつながらないんです。
これ単純に文脈の問題なんです。
もしそれが仕事をしている時
であれば、たぶんもっとそれは
聞き取れると思うんです。
店員さんの方は、もう何回も
その言葉を言っているから
雑になるんですね。
伝え方が。
で、受けている側も予期しない
言葉が続けて出てくるから、
解釈ができない。
・・・そう。
こういったケースを繰り返す
と人と人って上手く繋がれ
ないんです。
まず店員さん側の事を考え
てみれば、
相手側にはこの言葉の使い方
だと上手く伝わらない事は
2回言ってみて分かるわけです。
だったら、ちょっと言い方を
変えてみる。
「コーヒーのサービスが
あるんですけど。」
から入ってみるとかすると
定食屋とコーヒーで
言葉への理解がつながり
やすいだろうな。
って考えてみるとか。
そうやって少しだけ、相手の
事を考えてどうやって
伝わり易くするか。
ってのを考えるのが、最初の
関わりの歩み寄りになるわけです。
続きます。