誰だってそうなんですけどね。
エロい部分であったり、
ゲスな部分であったり、
卑劣な部分であったり、
ネガティブな部分であったり。
とても正しいとは思えない
ような事を自分の中に抱えている。
弱くてどうしょうもない
自分ってものを持っていると
思うんですね。
で、それを無理に消そうとは
しない。あるのはしょうがないから。
まあ、そういった部分を
受け入れてなんとか誤魔化したり
上手くやり過ごしたり。
そうやってなんとか
やり繰りしていく事をやって
いくしかないかなって
思うようになるんですね。
いい感じの男性になっていく
過程で。
で、そうやって考えられる
ようになる事が大切で
逆にそういった事を自分の中に
抱えていないと思ったり、
そういった薄汚れた部分が自分の
中にある事を許せない。
ってなるとそれの方が悪い方向に
働くと思っているんです。
常々完璧主義にはならない方が
良いですよってお話をしている
のですが。
そうやってネガティブな部分を
全部無くす事を良いとすると。
自分を偽る事にもつながるし。
何よりもそうやって悪い部分を
持っている事を
「即・悪」
として強く意識し過ぎるように
なってしまうと思うんです。
そうするとそういった点を
許せなくなると、今度はそれによって
“他人に矛先が向くようになる。”
すると他人に全然やさしくできない
事につながっていくわけですね。
○○でなければいけない。
そういった事を強く思うように
なると他人に厳しくなります。
全然他人にやさしくできないような
考え方になってしまうと思っていて。
それは結局、態度に出ます。
やさしくない態度として表面に
出てしまうわけです。
例えば老人が運転で交通事故を
起こしたとします。
そしてら、判断能力が下がったら
運転をしてはいけない。
なので、老人は運転をするな。
運転をする老人は老害だ。
のような極端な考えであったり、
そういった態度を取るようになります。
で、それをみて、その人と一緒に
生きていきたいわー。
なんて思う女性がいるはずもなく。
でも、そういった言動を取る人は
それがやさしくない事で、
回りの人からみて、引かれるとは
微塵も想像をしない。
自分は正しい事を考えているから。
自分は正義の人だと思うからですね。
間違った自分もいないと思って
いるし、自分は薄汚れた人間ではない
と思っているから。
そういった理由を強くしてしまうのが
冒頭でお話をした部分になるわけです。
続きます。