自分に入れるものは考えるように
してください。
というのは常々、繰り返し
お話をしています。
例えば いつも何かについて
否定をしている媒体ばかり
見ているとその口調や
その考え方が自分に無意識レベルで
インプットされます。
ですから似たような場面に
自分が遭遇した時に
どういった表現を採用するか
と言うと、いつも自分が見ているものを
自分に採用します。
自然と同じような口調
同じような表現の仕方
で批判的な態度をとったりするのです。
ですから私たちは
自分に入れるものを
考えなければいけないわけです。
これ本当に大切なんです。
これからも何回も言います。
例えばある対象物があり
それに対していつも批判する人が
いるとします。
あなた自身は元々何とも思わない
としても、それが何回も
繰り返されるうちに
その対象を見たときに
いつの間にかあなた自身も
無意識レベルで
ネガティブな感情を持つようになります。
これは必ずなります。
それが無意識ですから。
自分の耳に入れる。
目に入れるものは
”自分がこうなりたいな”
と思っている人物像の要素に
なるものを入れるように
したほうがいいわけです。
もしも自分自身批判的に物事を見て
ひねくれた性格になりたいならば
批判的なものを見る
批判的なものを聞く
ひねくれたものの見方をする
という人の話であったり
文章を自分に入れればいいわけです。
もしもそうなりたくないと
思うのであれば違うものを
耳に入れ・目に入れましょう。
じゃないと自分が入れてるものに
必ず引っ張られるからです。
そこから学んでしまうからです。
人間というのは他人の言動を
見て学ぶんです。
それを採用してしまうんです。
意識的にじゃなく無意識に
作用してしまうんです。
だから無意識が強い。
だから自分に入れるもの
というものを意識しないと
いけないんです。
自分が興味を持ち自分の中に
入れているものが
咄嗟の場面で出る。
自分がいつも耳に入れている言葉が
自分から発せられる。
咄嗟であればあるほど
日頃インプットしている言葉が出る。
咄嗟に汚い言葉が出たり
どう考えても人を傷つけるような
言葉が出てしまう場合は
結局はその人自体が、そういったものに
触れているという以外にはないわけです。
そういった時に一瞬でバレるわけです。
本当にくだらないことのように
感じますが、これほど大切なことは
なくて、一瞬でバレてしまう
そして一瞬で人との間に
距離が取られてしまう
一瞬で関係が終わってしまう
というのは、こういったこと
からだったりします。