例えば自分は物事に対して積極的な
人間だと思いますか
というような質問をされるとします
その時に自分がこれまでに積極的な
行動をした過去の経験をいくつか
挙げてください
と言われてそれをあげた後に
この質問をされる
自分は物事に対して積極的な人間だと
思いますか
という質問です
そうすると積極的な人間だ
というように判断をする人の
割合が多くなるわけです
ただその質問で積極的な人間だ
と思う理由を20個ピックアップ
して下さいと言われると
ピックアップができないので
今度は自分は積極的に活動する人間では
ないのかな
というように考えるようになります
なぜならば自分の中から
数多くの実際に積極的に活動した
という記憶が出てこないからです
そうすると今度は自分は積極的な
人間ではないというような方向に
イメージが行ってしまう
ではなぜこのような差が生まれるのか
と言うと事実がどうだ
実際に自分が積極的な人間であるか
こういったことよりも自分の記憶の中から
どういった方向が今現在
引き出されるか
という事の方に影響をうける
自分の記憶の中から自分が物事に対して
積極的な人間だと思うエピソードが
パンパンパンっていくつか出てきた
という事実を元にして考えるので
そうするとその瞬間は自分は
積極的な人だと判断する
しかしそれは数多く出さなければ
ならなくなった
それができない
となったから
それに近しいイメージが
引き出しやすくなり
それに近いイメージの
判断をする
ということは自分自身を
その段階で判断する場合は
一番最初にイメージしやすい部分を
採用して判断する
ですから正しく判断しているわけではなく
最もイメージしやすい
ところから判断基準を持ってくる
このように考えていくと
自分から出る言葉がネガティブなものが
多い人は簡単に自分のイメージから
引っ張ってこれるものが
身近にあるのがネガティブな言葉
なのでそこにすごくアクセスしやすく
なってきて
そこから自分のイメージなどを
持ってきてしまう
これを繰り返していると
結果的に自分が一番アクセスしやすい
イメージというのがネガティブなもの
になっていってしまうわけです
ですからなるべく簡単にイメージ
として届くところには
ポジティブなものを置いときたい
となるわけです