こんな経験はないでしょうか
昔ものすごく感動した映画があって
それから何回も見てたんですが
いつのまにか見なくなって社会人になって
忙しくなり日々の生活をこなしていて
久しぶりにあの映画・・・20年ぶりに見たいなあ
と思って見て・・・
そうすると当時は鬼のように感動したのに
今となっては
あれ？こんなだったっけ？
なんか普通じゃね？
こんな感覚を持った事っていうのは
多くの人にあると思います
これって何ででしょうか
自分が大人になって無感動になったから
でしょうか
それとも同じようなストーリーは
それから何回もこすられて同じようなものを
何回も見たから慣れてしまったのでしょうか
理由の一つとして
自分自身がそのような経験をしてきてしまった
というのがひとつあると考えられます
例えば何か一つの作品が思いっきり
ヒットする時というのは
その作品自体が超オリジナリティーが
あるものではなくて
実はその表現の中の多くが多くの人が
共感できる内容であった
この要素が入っていて
その要素を入れ込みつつ
うまくこれまでとは違ったように見える
表現を使うことで大ヒットしたりするんです
もちろん他にも多数の要素があるはずですが
そういったものが組み合わさって大ヒットと
いうものが生まれるんですね
斬新で誰にも考えつかないような
発想というものはヒットしません
なぜならば多くの人が理解できないから
なので何かしらヒットするものは
多くの人が反応できるものというのは
それだけ多くの人が理解できるもので構成
されている
多くの人が経験したことがあるもの
多くの人が実体験として自分の中で
経験したことがあるもの
そういったものが散りばめられていると
多くの人が反応示すわけです
もっと言えば
人間の普遍的なもの
こういったものが表現されていると
感動しやすいんです
私たちは生活する事にそういった出来事と
数多くぶつかり
（普遍的なものなので当然私たちも
生活の中でそれを経験することになるわけです）
色んな経験をしてその普遍的な部分を
繰り返しいろんな角度で経験をしていき
自分の中でより深く理解されていくわけです
そうするとその当時感覚としてすごく感動的に
感じたストーリーも自分の中では
もう何回も経験してしまったり
同じような場面に遭遇して
そのたびに解決してきてしまった
という経験が重なり
もうその経験・その考え方・その体験談に対して
新しい感動はなくなるわけです
もうそれは人間が生活していく上では
当然たどり着く結論であったり
たどり着く感覚であったり
たどり着く考えだということが
分かっているからです
これが昔見た映画があまりその当時と同じようには
感動できないって
そういう理由なんです
が
これはまた違った方向に私たちは
利用することができるんです
それは多くの人が通る道
多くの人が抱える感情・成長そういったものを
もう私たちは理解ができるって事なんです
それが年齢を重ねる上での一つのメリットです
私たちはそれを利用して今度は感動させる側に
回っちゃえばいいんですね
もちろんそれは何かしらの作品を作る
ではなく私たちの一つの目的は
女性にとって興味がある男性になる
ことなんですから
今度は女性に向かってそれを仕掛ける側に
なるんです
そうするとどういった女性が引っかかるのか
と言うとそれをまだ経験していない女性たち
つまりまだ若い女性達ですね
が
そのストーリーやその対象物に興味を
持って私たちの元にやって来てくれるわけです
私たちはこれまでと違った角度で
の仕掛けを作ることができるようになっていく
それが一つの成長していくメリットだったりします
多くのことを知れるというのは
感動しづらくなりますが
逆にそれを仕掛ける側に
回れるというメリットもあるんです
