構えというのは結構大切なもので
どういった状態で自分が人と
コミュニケーションとるかで
受け取り方であったり
その後の自分の考え方だったり
自分のとる態度というものは
めちゃめちゃ大きく影響を与えるものなんです
それはなぜかと言われれば
こういった受け取り方をしたいな
という方向性をあらかじめ定めてしまって
コミュニケーションを取っていくと
自分がそっちの方向に理解をしたい
受け止めたい
そういった方向に話を持って行こう
コミュニケーションを持って行こう
というように構えた方向に自分の態度が
寄って行きますし
自分が向かっている方向性にマッチした
情報しか自分の中で反応しづらくなって
しまうんです
そうすると自分が望んでいるもの
こっちだと決めているもの以外の情報って
自分に入んなくなってしまうんですね
ですから自分が望んでいる方向には
非常に良い反応を示せたり
良い理解ができる
的確な理解ができるんですけれども
それに合わない内容の場合は
それを受け取らない
理解ができない
自分の中に入ってこない
っていう状態になっちゃうんです
そうすると相手側と自分との間の
コミュニケーションに相違が生まれてしまって
全然違う理解の仕方をしてしまったり
相手が伝えたいことを全く違うように
受け取ってしまうっていう事態に
なってしまうんですね
例えば予め相手の言動を否定的な考えを
ベースに受け取ろうとする
例えば
こいつは俺を攻撃するに違いない
っていうふうに考えていると
相手の発信した言動をネガティブに
受け止めて
「ほら、やっぱり攻撃してきた
やり返してやる
めちゃくちゃにしてやるぜ。」
みたいな理解の仕方になって
全然相手が意図をしていることと
は違う解釈を採用して
結果
そこに摩擦を生んだりするわけです
ですからあまり特定の方向に決めつけて
コミュニケーションをとるっていうのは
弊害が多すぎるんです
最初からすげえ偏見を元に
相手側の言動を受け取ると
必ず受け取りを間違えますし
自分の都合のよい解釈しかしなくなってしまい
自分がインプットしたいものしか
自分に入れなくなる
聞きたいように聞いて
都合悪いことは聞かない
自分では意識してなくても
そうやって選択をしてしまうってことになるんです
ですから決めつけ
受け取り方を
最初から決める
これは非常にミスをしがちな態度である
って事が分かってきます