男性は、ここを意識的に強化するべきです。
という話をします。
男性は、空間を頭に思い描いて、物事を
考えたり、物事を数字的に考える事を得意と
しています。そのため、何か目の前で起った
出来ごとを、分解して、数字的に考えたいと
思う部分が強くあります。
それが、結果として、論理的な思考が得意である
という面に繋がります。
分解できて、分析できるという事は、物事を
理論的に考える事ができるためです。
ただ、そうなると、そこには、あまり感情は
入りません。
目の前にある物事を、ただ分解してみているだけ
にすぎません。そのため、そういった力が強い
男性的な要素が強い男性になればなるほど
感情を入れて考える事が苦手となってきます。
女性の場合は、物事の違いなどを敏感に察知
したり、話を理解して、その先を読む事などに
長けています。
そのため、人のやる事や、人の考えている事を
一足先に考える事が非常に得意です。
女性は、この力がないと、子育てという人生
最大の仕事を行う時に、不都合があるために
より、この力が強化されています。
その力が強化されなければ、赤ちゃんや子供
達の微妙なサインを読みとれないからです。
こういった特性は、本当に大切ですが、その分
男性の変化にも敏感に読みとりますから
アッサリと、浮気などがばれるので、男性の立場
からすれば、一概にすばらしい能力だとは
言い切れませんが^^;
さて、そこで俺達男性が考えるべきポイントは
何か人と関わって行くにあたって、それを分解して
考える力は、有効です。
しかし、そこには、人間の感情が入るという事を
考えなければなりません。
人間関係や、女性関係になってくると
理論的に考えるだけでは、解決しない事がほとんどと
なってきます。
つまり、そういった分析力がある、知力が高い
からといって、人間関係、恋愛力が高いとは
限らない訳です。
むしろ、男性的な分析力が強ければ強いほど
理論では、理解しづらい、
感情の処理が苦手となります。
その結果、人間関係・恋愛関係が全然うまく
行かないと言う結果になってしまうのです。
恋愛などにおいては、かなりの割合で感情が
関係してきます。
そのため、そこを分析して解決する
事を最重要視していると、
全然うまく行かないのです。
そのため、自分がより分析して、理論的に
考える習性が強いと思った場合、むしろ
その力を意識的に抑えて、人間の感情を優先して
考えるようにすると、高い割合で
今よりも、人との関係が良くなる
と考える事ができますし、事実そうなります。
例えば、今、目の前で、皆で楽しく話をしていて
ある話しで、間違いがあった。
ただ、その場の皆雰囲気をみていれば、その話題が
楽しい状態なのだから、その間違いを正す必要性は
この場面では低いのです。
しかし、間違いは間違いと考えてしまって
それを指摘してしまうのが、あまりに分析を
優先させてしまっている人に、良く見られる
例となります。
そこで、意識的に、感情を優先すれば、その場は
楽しい事が優先で、話の正しい悪いは、後回し
である事が分かってくる訳です。
