女性が、恋愛感情を持ちにくくなっている理由。
という話をします。
これは、人間の単純な優先順位が関係しています。
例えば、死ぬ程、お腹が減っている。そして・・・
目の前に腐っているお寿司がある。
でも、それを食べるぐらいに、お腹が減っている
状態にあるとします。
その隣には、柴咲コウが裸で寝ているとします。
そうしたら、ほぼ全員、腐ったお寿司を優先
します。
生命的には、食欲優先です。自分の生命を確保
する事が何よりも大切だ。と、インプットされて
います。それは、当然ですね。
もし、このケースで、柴咲コウを優先するような
男性であれば、結構、昔の段階で、その種は
生命の危機が訪れた時に、致命的な選択ミスを
犯して、種が滅んでいるはずです。
これは、女性も同じです。自分の生命最優先です。
現代の日本では、さすがに普通に働いていれば
餓死する事はありません。普通に食事を取る事
ぐらいはできます。
ただ、ある程度、満足できる衣食住を求めると
現在の経済状況では、普通の女性ならば、多くの不安を
抱えると思います。
そのために、どうするか?
仕事を頑張る。
上司に認めてもらう。
より多くの資格を取る。
スキルアップに時間と意識を投資する。
自分への投資をする。
といった事に、労力と意識を
入れるようになってきます。
先ほどの例でいえば、自分を守る選択である
腐ったお寿司を選ぶ(つまり、自分の生命優先の選択という
意味です。)状態が、強くなってきている
と考えられます。
もちろん、結婚をして、生活を安定させるという
選択肢もありますが、現代の日本では、男性
だけの収入で、将来まで、安定して生きていけるとは
言いづらいような状態になってきています。
そういった理由もあり、女性も自分自身で
ある程度、生きていけるような状態を
作らなければならないので、どうしても
仕事等の、生きて行く事を、中心と考える女性が
増えつつあります。
そうなると、どうなるのか?
恋愛は、だいぶ後回しになります。
恋愛は、自分自身の心・生活に余裕がある時に
やっと、芽生える感覚です。
サイフを見たら、残金900円しかない。
明日には、職が無くなるかもしれない
カードの支払い期限は明日で残金10円だ。
家賃払ってないから、明日が退去期限だ。
なんて時には、絶対に恋愛感情は生まれてきません。
衣食住。満足できる状態。
その状態で、やっと、恋愛に気が向く状態
になれるのです。
そういった意味で、恋愛感情が湧きずらい
状態である事は、確かです。
これは、もちろん、女性だけではなく男性にも
当てはまる事ですから、男女共に、恋愛を
意識する度合いが低くなってきているのですから
その結果として、当然、恋愛には発展しずらい
状態になります。
良く女性が、「いい男性がいなくて」
と言っているのは、こういった要因もあり
女性自身も男性自身も、恋愛に、たっぷりと意識を
持っていく余裕がないという現実があったり
するのです。
ただ、そのような状態でも、恋愛になるケースは
多々ある訳です。
「この人!」
と思える男性にさえなれれば、
(演出をする事で、見せるというテクニックも
込みとして)恋愛に発展させていけるのです。
このような状態から、考えて、どのような
男性だと、女性は、魅かれるか?
その一つの要因として
「強い生命力を持っている」
「溢れるパワーがある」
「この人なら、一緒に生きていけそう」
と感じさせる事は、大切だなと思っています。
これは、生物の基本ですから。
まずは、エネルギーを手にいれる。
大切な事です。