私が考えている、これからの時代の中で
大切にされるものってどういうものか
という話をしていきます
例えば私がまだ学生の頃は音楽で言えば
CDといったものが最盛期を迎えていました
そこから時代が変わり
今はMP3という形のないデジタルデータに
形が変わっていきました
ここで二つの見方があると思っています
それはCDという形が売れなくなって
音楽というものが力を失った
という見方と
もう一つの見方は音がデジタルデータ化
されたことによって
結果的にライブといった
実際にその人を見て
直に聞くことができる
と言った形が人気になった
このような考え方ができると思っています
これというのは今後色々と変化を
していく中で一つの見方だと思っていて
いろんな場面に採用ができるものだと
思っています
あらゆるものがデジタル化されていく
例えば書籍などもデジタル化されていく
反面、物としての本が物質としての価値を産み
コレクターにとっては人気になる
もしくは本当に気にいったものだけを
物という手に触れるものとして身近に置いておく
という見方であったり
これらが一つの変化に対しての
また別の見方なのですが
これは男女関係にも同じことが
起こると思っています
人間関係の接点の作られ方がデジタル化
していく
そうするとコミュニケーションも
デジタル上で行われるけれども
結局もっとも楽しい先は
実際に会える
実際に触れ合える
コミュニケーションが直に取れる
という形になっていく
より合うということに価値が
生まれるのじゃないかな
より人間関係がデジタル化していくと
実際に関わることの価値が上がっていく
という事は
これから私達はデジタル化した人間関係の上で
興味を持たせることができれば
結果的に実際に会うというものの価値を
高められるから
非常に簡単になっていくと考えています
会うことの価値というものは
デジタル化したから減るのではなく
むしろ増えるんじゃないかなと考えています
音楽はデータ化されていった結果として
よりライブに価値が生まれたというのと
かなり似ている方向になると思います
ではそこで私たちが気をつければいいのは何か
と言うとまずデータとして見られた
段階にいかに価値や興味や期待度を
上げていくのかという点になってきます
振り分けはどうしても簡単になりますから
そこで簡単に振り落とされる状況だと
苦戦をします
ですが完全に戦略的に差別化を図っている
場合は、より会うということへの価値が
上がりますます
会うという段階に持っていくコスト
というものがすごく下がると思います
ここも結局園
二極化がかなり進むと思います
データの段階で残らない人は一切会う
という展開に持っていけなくなる
データの段階で残る人は
簡単に会うという展開に持って行くことになる