表面的・そこにある言葉だけしか見ないと
その言葉の概念だけで否定したりするしか
なくなるわけです
こんな言葉を使う奴は〇〇だ
こんな態度は〇〇だ
みたいな事になるんですが
その言葉が選ばれるまでの工程というものは
絶対に存在しているんで
そういった工程があるんだ
ってことを分かってないと、表面的な言葉ヅラを
捕まえて否定するみたいなことを
やってしまうわけです
若い時はそれでしょうがないと思うんです
言葉尻を捉えて自分の好きなように解釈し
自分の好きなように発信したらいいと
思うんですけれども
年齢を重ねてて周りの人と上手くやってこうで
あったりを考え出したら
その考えでいるわけにはいかない
周りにいる人たちは積み重ねっていって
こういったことができる人が増えていく
※これは男女共にできる人が増えていきます
一方全くそれをやらない人
という風に分かれて行ってしまうんで
私たちはどっちに行きたいのか
って言うと目的の一つとして成熟してくっていう
目的があるんで、じゃあ前者の方に
行かないといけないんで
そういった理解の仕方を持てるようになんないと
いけないなと考えてるわけです
例えば今、目の前にいる人を理解するのに
どうしたらその人が分かりやすく理解できるのか
と言うと、その人が何かしら発信してるもので
あったらそれを見る
その人は何かしらの出版物を出しているんだったら
それをちゃんと読んでみる
というところをするだけでも
全然その人の思考というのが分かるんです
なんでその話が出て、その言葉が出てるのか
ということが多少なりとも分かるように
なるわけです
ものすごく簡単なことだと思うんです
でもそれをしないでこの人は何とかだ
という風に決めつけてしまう人
っていうのはめちゃめちゃ多いんです
そのやり方を採用している人
（必要最低限の情報を入れないで感覚のみで
判断をしていく人）
そこの人から出てくる言葉って
めちゃめちゃ浅くなります
それそうです
その言葉を発信するためのバックヤードは
何も持たずに言葉尻だけの表面的なものを
とらえて言っているからです
例えばＡという人物がいて
その人を多くの人がめちゃめちゃ否定的に
捉えるとします
否定的に表現されるとします
ですがものすごく人間を見れる人
様々な物事が分かっている人
多くの人とこれまで接してきた人
そういった工程をたどってきた人達から見ると
人物Ａをものすごく
興味深い人に見える
って事が多々あるわけです
じゃあそれは何で
と言ったら
積み重ねてきた人であったり、考えてきた事が
多い人というのは、その人がなぜこれを発信しているのか
という意味が分かるんで、そりゃすごいね
となり、やっている意味が理解できるので
興味深い人だってなるわけです
中学生等のまだ幼い人達が見るのと
40歳の大人が見るのとでは
評価というのは全く変わるわけです
という形と全く同じ形です
ですからその人物がどういった人を
興味深いって言うのか
でも、その人が一体どういったことを
考える事ができるのか
どういったことをこれまで好んで
やってきたのか
というのが、うっすら見えるわけなんです
その人が興味深いって思うのは
相手の人のやってることや考えてることが
理解できるから面白いって思うんです
理解できないと面白くないって思うんです
ということを踏まえていくと
どんどんどんどんいろんなことを
学んでいく人から出てくる発信というものは
どうしても省略されるものが多くなるので
そういった人たちのことを理解するためには
どうするのかと言ったら
その省略してる部分も理解できるように
自分も進んでいくしかないです
じゃないと自分が理解できる情報
というものは、いつまでたっても
増えなく、いつまでも同じ情報しか
理解出来なくなっちゃう
誰かを否定するのであれば
その人の考え全般をある程度理解した上で
否定しないと、その否定の根拠さえ
薄っぺらくなってしまい
それを見ている側からしても
この人って何も考えない人なんだな
っていうふうに思われてしまうんです
ですからもしも否定するのであれば
十分に理解した上で否定するというのが
良いかなと思ってます
なので個人的に人を否定するのって
なかなかのコストはかかるなと思ってます
それに否定するのっていうのは
自分が正しい
という明確な理由はないといけないので
基本的には全否定というのはなかなか
できないものなんです
全否定ができる前提には
自分が100%正しい
がなければいけないからです
