女性・男性・他人と関わっていると、ものすごく不思議に
感じることってあると思います
明らかに自分の方が知識もあって
経験もあるのにも関わらず、その人は一切
聞く耳を持たない
より知識を持っていて経験を持っている側
からすると、それやったら100%失敗するのになぁ
と思うことでも、相手側は全然そんなのスルーして
聞く耳を持たない
自分も相手側のためを思っていっているのだが、
不思議だなぁ・・・
と思うことがある
この人って、もしかしたらバ〇なのかな
って思ってしまうこともあったりする
と思いますし、これまで実際にそういった
場面に何回も遭遇した事があると思います
でも、これというのは態度にわかりやすく
出すか出さないかの差であって、こちら側が
いくら知識や経験があろうとも
人間の性質・本質の考え方として
“誰でも本当は自分の方が正しい”
って思ってるんです
ですから、自分がそれが仮に正しい
と言われても
「いやいやいや、
自分がやれば絶対違う結果になるんだ
だから俺(私)はこっちをやる
俺(私)は分かっている
俺(私)の選択は間違わない」
というように心の中で思ってるんです
そして、それに根拠があるのかと言ったら
根拠はないんです
今までもこれで何回も失敗しても、
心の中では
「今回は絶対に俺が(私が)正しい!」
って強く思っているんです
(が、失敗します)
でも、また同じ場面が来たら
「今回は絶対に俺が(私が)正しい!」
ってなります
これはもう人間に備わっている
反応
って考えてよいぐらいの、自然な反応方式
人間の仕様
自分がやれば、正しくやれる
って思うっていうのが誰しもの中にある
普通の感覚なんです
自分だけは事故らない
自分だけは病気にならない
自分がやる事は悪い事ではない
(悪い事でも)
という例の心理と似通った仕様です
ですからそれを私たちは、その仕様を
無視してはいけないのです
という点を踏まえて、この仕組みを逆に
自分にとって有利に展開させるという視点を
持つ事ができます
これは素晴らしい事です
すごい事になります
自分はそういったように本質的には
思ってしまうから
ちゃんと気をつけなければならないな
というように気付けるだけでも
だいぶ普通の人よりも、色んな正しいことが
自分に入れやすくなるわけです
冷静に考えればわかりますが、知識・経験が
ある人の方が正しい判断ができる
確率が高いからです
これが当たり前のことです
確率から考えたらそちらを選択した方が
いいに決まっています
それができなくて失敗をするわけです
人間の基本仕様ですから
ですからこの性質自体を私たちの中から
完璧に消すことはできないです
ただこうやって学んでいくことで
自分には、そういったところがある
絶対に場面ではそう決めつける
という前提を持っているか持っていないかで
その時の判断というものはだいぶ変わります
これで正しい選択ができる可能性が、ノーマル仕様の
時よりもだいぶあがるわけです
ここも知っているか知っていないか
前段階の心構えで
かなり違うものになるわけです
で、これが分かっていると
私の場合は・・・、
自分が正しい
と思ったら(すぐにそう考えるわけです)
「いやいやいや、お前、基本アホじゃん?
根拠は?
またいつもの思考パターン持ちだして・・・
前も失敗したじゃん
また同じ事するんだ
相手の経験・知識・意見、見ろよ聞けよ」
って心の中で言えるわけです
するとより良い方を選択できる事が多く
なったりするわけです
続きます