メカニズム

妄想に取りつかれてしまう男性の仕組み

自分の居場所をインターネットに
見つけた場合の注意点というのがあるんです

 

オフラインとオンラインですと
オンラインでは
上手く利用すれば別の自分の立場
というものを手に入れることができます

それがオンラインのメリットとなります

オフラインですと丁寧に自分を
作り上げていくという労力コストが
長年必要になります

ですがオンラインというのは言葉の使い方や
表現の仕方、そしてフェイクを入れることで
オフラインとは比較にならないほど
早く自分にとって都合のいい世界を
作りやすいという面があるんです

ここで知っておかなければいけないこと
というのはフェイクを入れたオンラインでの
活動を長年していると

そのフェイクの情報を本物の自分である

という風に自分を評価をしてしまう

誤解をしてしまうところがあるんです

自分がどっちにいる時間が快適だと思うのか
そして長い時間そこにいればいるほど
勘違いするようになってしまいます

このような事例があって

幼い頃から
自分のルックスにコンプレックスを持っていて
整形などを使って自分を整えた

そして自分を整え続けた
その後何年もずっとその状態が
自分にとって当たり前となってきた

その後、自分の昔の画像とかを見ると
それがもはや自分だとは受け入れられない

「誰だこれ?
自分って、こんなだったっけ」

って思うようになっちゃうんです

場合によっては過去の自分を受け入れない
自分では無いと思ってしまう

というのも今の自分というものがあくまでも
本当の自分であって(フェイクの自分)過去の自分は
もはや自分ではないっていう風に
脳が認識するようになっちゃうんです

これは視覚から与えられる影響で
そういうように思い込むという形です

 

でオフラインですとこれに似たような
状態になる傾向があるわけです

オフラインの場合は視覚というよりも
自分の中での想像・妄想や今目の前での
他人のリアクションであったり
反応というものを見て

それが自分である

という風に徐々に勘違いしていくわけです

で、そのリアクションを引き出すために
効率的なのがハッタリ・嘘・虚言の類

これは事実である必要がないので
なんとでも言える

自分の居場所というのはオフライン・オンライン
二つあるんですけれども

自分が生きてくのは基本的にはオフラインの
場所になるので結局オフラインの自分を
より良いものに改善して行かない限りは
本質的には良い状態にはならないわけです

でもこうやって自分にとって都合のいい場所を
オンラインで作ってしまうと
それが本当の自分であると思い込んでしまって

その場所自体がオンラインなので
そこから現実の方の評価に戻る

ってことができなくなっちゃうんです

整形しまくった人が過去の自分を別の人
だっていうように思っちゃうのと同じ形です

そうすると実際の自分の居場所は
オンラインとなり

結果的に自分の居場所はオンラインで
オンラインが自分

ってことになって結果的にそこから
動けなくなっちゃうんです

なぜならば本当のオフラインの世界だとの
自分への周りからの評価というのは
本当の自分への評価じゃない
と思っちゃうからです

つまり本当の自分は評価されない対象

これって深みにはまっちゃえばはまるほど
出づらくなっちゃうんで

この状態になる前にちゃんと自分で
適正な評価というものを自分の中で
手に入れ続ける方法を確立しといた方がいいです

そしてその適正な評価を手にする方法は簡単です

実際にオフラインの中で人と関わって
適正な評価を他人から得続ける

その上で、自分を冷静に見るのが
一つのコツです

 

オフラインというのは自分が思ってるものとは
全然違う評価をされる
(低く見積もられる・誤解される)
というのがベーシックな形なので

それでオンラインとオフラインとの均衡を取れれば
それがより現実的で自分の現実を知れる
良い方法だと思っています

オンラインってコツさえ得てしまえば
いくらでも手軽に自分の評価があげられるので
危険性が高いんです

 
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