人間の考え方を変えていくのって、
急激な力を加えてはいけない。
変化をさせていくには、時間が必要になります。
しかも、こちらから強制的に加えるような強引な力ではだめ。
この場合の考え方を変えるというのは、
第三者からみて明らかにこの人は、この方向に進むと不幸になる。
これが分かり切っている。
でもその時の考えにとらわれてしまって
そちらに進んでいる。
そのような場面での考え方を導く意味で使っています。
だから感情で働きかけても、その人を考えを変える事は
できないのです、じっくりと時間をかけていく。
その時間の流れの中でも、本人の考えは
いったり、きたりする。
揺れるものなんです。
迷う物なんです。
どっちかに、いきなりバーーーーンって
傾くような事は無いんですね。
これを知っておかないと、
「よし、考え変わったな。もう大丈夫。」
って思ってしまうけど。
話はそう簡単じゃない。
・・・なぜこんな話をしているのか。
これってこれから遭遇していきますよ。
自分の周りにいる身近な人が、迷いさまよって
いるような場面に遭遇した時に。
(しかも片方に行く場合、明らかにミス
っているだろうと判断できる。)
今、迷いが生じていて、ちょっとふらついている
状態だな。じゃーサポートして
一緒に寄り添いながら、安定させてあげたい。
って思ったとしても。
どういった態度で臨めば良いかって分からない。
分からないと乱暴なやり方をしてしまうかもしれない。
心が揺れ動いている時の適切な関わり方って
どういったものだろうか。
人の考えに触れる時。
そしてその考えに影響を与える時のより
良いやり方ってなんだろうか。
こういった事を知っている男性の態度と、
そういった事を考えた事もない男性の態度。
だいぶ違いが出てくると思うんです。
こういった事を取り入れていきたい
ゆっくりとした自分自身の成長なんですね。
微細です。
でも一つづつ積み上げるんです。
そうすると、ある時に出る言動が、
すごくやさしいものになってたりするし、
ある人にとっては、頼りになる存在になれる
かもしれないわけです。
頼りになる男性って。
マッチョとかって事じゃなくて。
男らしいとかじゃなくて。
どうやって寄り添う事ができるのか。
って事を知っているという面があったりする。
そうやって
俺達は意識し続けて成長をしていきたいんです。