良く会話で大切な事として、
“うなづき。”
として話をされる事があるの
ですが、あれって要は、
“ちゃんと、相手に分かる
ように反応をしましょうね。”
そういった意味が込められて
いる、うなづきなんです。
「今度の休み、実家に帰ろう
とおもっているんですけど。」
という展開になれば。
その後に話が続きそうな事は、
なんとなく分かると思います。
なんで、反応が大切なのか。
相手側の立場になってみると
分かるのですが、
何かそうやって話題になる事を
提供する時って、気心が
しれている間柄でもない限り、
「不安な気持ち。」
ってありませんか?。
それを払拭する代わりに
何があるのか?。
そう。
それが反応なんです。
反応をしてもらうと、話題を
出した時の不安な気持ちが
和らぐんです。
良い反応が出来れば出来ただけ、
相手側の不安は、少なくなる。
反応が低ければ、反応がほとんど
無ければ、この話をしてもつまらない
話だなって思われるんじゃないか。
とか、そういった気持ちになります。
大抵の日常に出る話題なんて、
そんな笑えるような話であったり、
興味深い話なんてなくて。
普通の生活上の話が大半なんです。
自信満々で、
「さあ、この話をきけー。」
と思える事はないわけです。
だから、会話について学ぶ時
は、必ずと言って良いほどに、
うなづきの必要性の話になるわけです。
良い反応を返すという事は、
「続きの話を聞きたいです。」
「つまらないとかは思わないです。」
「話をしてもらって大丈夫です。」
と明確に伝えている事になるから。
特に大切な事が最初。
話しかけられた時に、最初に
返す反応になります。
ここでそのまま、安心感を持って
話を続けるか、続けないか。
相手側である程度の方向性が
決まるから。
反応を低くするというのは
それだけで、相手側の話を
しようとする心を折る行為。
かなって。
続きます。