誰にでも経験があると思いますが、自分が全く知らない場所。
例えば仕事の関係で、でなければならなかった集まり。
しかしその場は全然知ってる人がいない。
ものすごく心細くなると思います。
人間にはこう言った性質があります。
何かしらの仕事での集まりの場合は実際にそこに
人間がいます。
その状態で自分が誰も知ってる人がいないから、孤独感を感じたり
心細くなったりすることを、イメージすることは簡単だと思います。
理解しやすいと思います。
でも、もっと違った部分もあるのです。
人間は実際に人が集まっている場所だけではなく、
例えばインターネットの中ですら、
孤独感を感じたり寂しさを感じるものなんです。
例えばゲームをやっているとします、そのゲームの先にいる
相手はただのコンピューターだとします。
プログラムとしてコンピューター側が、その人を阻害して
仲間外れにするという状態にします。
これをこのように客観的に聞けば、ただのクソゲームだから
やっても意味がない辞めれば良い。
このように判断すると思います。
しかし実際当人になるとそういった判断はしないのです。
コンピューター相手だとしても、疎外感を感じたり
孤独を感じるものなのです。
さらに人間は孤独を感じると、指先の温度まで実際に
下がってしまうということが分かっています
こういったことを踏まえると、人間が抱えている
多くの問題は、心で感じるような問題は、
ベースには人間関係がほとんどである。
もっと言えば、孤独感が最大級の問題のポイントに
なっていると考える事ができる。
こういったことが分かってくると思います。
ということは最も意識すると良いポイントは、
コミュニティの中で孤独にならないような
立ち位置を取れる自分を作っておくことです。
立ち位置は自分の意思で作るものです。
偶然や他人に任せて作るものではありません。
より良い状態にするためには、孤独にならない方が
良いということがわかります。
先ほどお話ししたように人間はコンピューター相手ですら
孤独を感じるのです。
そして孤独を感じると、指先が具体的に冷たくなるそういった
現象も出てしまう。
では考えてみてください、日々自分がそういった立場に
いたらどうなるのか。
エネルギーは失われ、体は冷え、ポジティブなエネルギーも
なくなり、ネガティブなことを考えるようになる。
そしていつか身体を壊すか、心を壊すかになっていく。
たった一瞬のコンピューター相手の孤独感にですら
身体が具体的な悪い変化を起こすわけですから。
ですから。その状態が継続的であれば、
楽しくエネルギッシュに生活をしていくこと自体が
無理だということがわかります。
これがわかると、学校生活で何年もイジメられたり、
孤独感を感じていると、生きていれなくなってしまう人達が
多数いることも納得できると思います。
なぜこういった話をしているのか、
人間のメカニズムを知ってもらうためです。
これがわかれば、もし今あなたの目の前で
孤独を感じているであろう人がいれば、
その人の心理が読み取れるはずです。
そしたら自分がとる行動は分かると思います。
話しかけてあげればいいのです。
別になんでもいいんです、話の内容がスマートであるとか
面白いって内容であるとか、そんなことはどうでもいい。
話しかけてもらうことで一瞬で人の孤独感は消えます。
指先が冷たくなっていることも、一瞬で変わってしまうのです。
これが人の気持ちが理解できる方法の一つだと思います。
第一歩になるのです。
相手の事を理解できる事につながるのです。
相手の孤独感を理解できるというのは、すごい事です。
理解できるというのもすばらしい能力です。
続きます。