自分のことを頭がいいと思っていると、
(頭がいいという判断が、事実にあれ事実でないにしても)、
そのように思っていると中々自分の考えが
間違っているかもしれないという、
可能性について考えられなくなってしまいます。
これまで自分の考え方が、多く正解してきたと思っている。
だから現在の自分がいる。
と考えているとなおさら自分が
失敗をしている可能性に関して低く評価してしまう
状態になってしまいます。
そのために自分はエリートだと考えている人達は
道を一度、誤るととんでもない方向に
行ってしまったりするわけです。
自分はいつでもミスをする可能性がある。
という可能性について考えていないからです。
頭の良い人達はこれまで、多くの面で
正解をしてきたという現実もあるのです。
が。
ただ大人になると正解が非常に分かりにくい
物事が増えてくるので、あらかじめ
そういった環境に変化するんだ。
ということを理解しておくことが大切になります。
特に大人になると人間関係・女性関係。
こういったものが、自分の生活に
占める割合が多くなってきます。
この問題は正解が非常に分かりにくく、
以前は正解だったものが今回は不正解
というのが普通にあるものだったりします。
人によって正解不正解も全然変わります。
これをある段階で自分なりに、しっかりと理解をしないと、
間違ってる方向をさらにエスカレートさせて
どんどん進むことになってしまうのです。
そして進めば進んでしまうほど、
それまでかけてきた時間や労力のことを考えてしまい
後戻りが、できないような状態になってしまいます。
こういった理由があるので、
大人になったら正解がないことが増える、
人間関係に関しては自分へのこれまでの
自己評価とは分野が違うので、あてにはならない。
改めて新しいジャンルに、取り込まなければならない。
新しいジャンルに取り組んでいると
考えることができれば自分は、
あまり多くを知らないんだ。
ということが意識できるようになります。
そうすれば自分のミスの兆候を察知しやすくなります。
自分がミスをするかもしれない。
という前提に立っていないと、
そのミスの兆候を掴み取るタイミングが
遅れてしまいます。
人間関係ではそもそも頭がいい、
頭が悪いとかも関係なく、
正解不正解もない非常に曖昧な世界なんだ。
ということを意識した方が現実的です。