同じような内容を話ししているのに、
一方の男性が言うと
セクハラになってしまい、
一方の男性が言うと
セクハラにはならない。
もちろんこれはその人の
キャラクターというのも関係します。
それと言葉の使い方も関係します。
男性で特に言葉は伝達のツール
としか考えていない場合、
自分の頭に浮かんだ言葉を
そのまま相手に向けます。
女性の中では言葉は
コミュニケーションツール
として捉えているので、
その場面や相手を見ながら
適切な言葉を選ぶことを好みます。
例えば一つの風景で男性が
飲み会に参加して、ある女性が
ある男性と一緒に席を立った。
そしてそのまま帰らなかった。
後日その女性と会った時に、
「あの後、ヤッたの?。」
と聞いたりします。
このような言葉を選ぶ男性は
女性から嫌われます。
言葉には色々な使い方があります。
言葉をただの伝達ツール
だとして考えると、
自分の頭に浮かんだ言葉を
そのまま使って良い。
と言うルールを採用しがちです。
しかし言葉には使い方が複数あります。
色々な形に変化させて使う事が
できるわけです。
特にこのようなデリケートな事を
聞くのであれば、
言葉はより婉曲な表現
を使い話を展開していくことが必須です。
デリケートなことを話するのに、
上記のような、ぱっと思いついた言葉を
そのまま話す男性を、
デリカシーがない男性。
このように呼ぶわけです。
男性は特に言葉に対して婉曲の表現
というのを意識しないといけません。
これはコミュニケーションでも
重要なこととなります。
ただ言葉を使えば良いと
考えているとデリカシーのない男性として、
女性には判断をされるようになります。
基本的に男性と女性とでは
言葉に関する感度が違うからです。
男性は下品だと思われる言葉を
平気で使う人が多いです。
これは言葉に対する感覚の違いなので、
この場合は私達が女性側の言葉の
感覚に寄せていく事が大切です。
例えば女性が一生懸命、
国家試験の勉強していた。
ただあまり女性側は自信が
なさげで、すごい心配そうだった。
そして試験が終わった後、
顔を合わせた時に。
いの一番に
「テスト落ちた?。」
これが最低の聞き方です。
先ほども言いましたように
デリケートな問題には、
婉曲な表現を使った方が良いわけです。
上記の場合ならば、
「テストお疲れ様。
テストはどうだった?。」
せめてこのぐらいの表現に
抑えた方が良いわけです。
そしてこのベースにある考え方は、
この言葉を使われる相手に
対しての気遣いとなります。
言葉は自分が使いたいから
使うわけではなく、相手との間の
円滑なコミュニケーションの
ために利用するものです。
そうやって考えていれば、言葉は場面とか
相手を考えて使った方が
良いということがわかります。
ここでは具体的に、どんな言葉を
選ぶかというよりも、
どういった考えを持って
言葉を使うのか。
を理解することが大切です。
ストックフレーズを覚えることに
意味はないからです。
今回の場合は相手のことを
考えて言葉を選ぶ。
この考え方が一番重要なわけです。
デリカシーがなく女性から
敬遠されてしまう男性は、
自分の中の言葉の使い方に
関する考え方。
この設定ができていない
可能性があります。