人間関係であったり女性関係がうまくいかない人は、
その人の態度を見ると非常に
わかりやすく表現されています。
態度というものが、人間が他人と関わる時の
判断基準になっているからです。
私たちが他人と関わる時に、どこを見るかと言うと、
簡単な言葉で説明するならば、
その人の表情とかその人のファッションとか、
見る部分はいろいろありますが、
大きな枠で言えば、
もっともその判断しやすくその精度が高い
部分のひとつが、
『態度』
となります。
私たちはその人の選択している態度を見て、
“その後にその人がどういった言動をとるか、
ということを予測して付き合っているんです。”
こうやって説明をする事で、
なぜこういったコミュニケーションがいいですよ、
なぜこういった言葉の使い方がいいですよ、
こういった行動を取った方がいいですよ。
という話をするのかの根本の部分が
理解しやすくなると思います。
私たちはその人を知る時に、一つ一つを丁寧に
聞きながら、見ながら、理解をするには
あまりに時間がかかりすぎるので、
その人を見てある程度、予測を立てるわけです。
（初期段階の場合。）
その予測の元に関わりたいか、関わりたくないか。
話しかけるか話しかけないか。
そういったことを決定していってるわけです。
そしてこの判断の仕方は精度が高く、
今まで実際に生きてきた中で、
各々の判断基準となる態度様式があり、
そのポイントがその本人にとって
ポジティブに判断ができたならば、
その人と仲良くしようと思う。
逆であれば仲良くしようと思わないから話しかけない。
こうやって選択していってるわけです。
そして実際にその人がとっている態度というのは、
結構な高い精度で、実際にその人がとる言動を
表現しているわけです。
例えば態度が悪く、ガラが悪い人がいるとします。
その人が丁寧な言動をとるということは
ほとんどないわけです。
人は見た目で見てはいけないと言いますが、
それはあまり当てはまらない事が多い。
おおよそ、その人の見た目は
その人の態度に近いものであり、
その態度に沿った言動を選択しているものです。
私たちはその人の態度でその後の言動を予測している。
そういったシステムを採用している
ということを理解しておくと。
今自分が選択する態度は、どういった態度を選択する
とよいか、という判断するときの材料になります。
