簡単に笑っているようでも、
笑うためには、こういった
目に見えない感覚の作業が必要となり。
そのチューニングが、ぴったりと
ハマッタときに、笑える状態になるわけです。
だから、笑えるというのは、
非常に難しく、笑える状態に
持っていくためには、
どういった事をしていけば良いか。
といった逆算的な事も、考慮にいれて、
活動をする事で良い方向に、
その場のコミュニケーションを
持っていく事ができたりするのです。
相手側が、こちらの話に
うまく呼応してくれるような
コミュニケーションを取ってくれる人ならば、
この人のコミュニケーション感度は、
高い可能性があります。
そしたら、早い段階で、
笑える状態に持っていく事ができますし、
恐らく、このコミュニケーション感度を
持っている人ならば、こちらの笑う状態を見て。
一緒に笑う事で、この場が、
和む事を察知してくれて、
ミラーリングをするかのように
笑ってくれたりするのです。
逆に、コミュニケーション感度が
低ければ、今、この場で、
何をしたら良いのかを感じ取る事が
できませんので、
丁寧に場を運ぶ必要が
あるなと判断していきます。
毎回、同じような展開に
持っていく事で、同じように場を
和ませる事はできなく、
10人の人と関わるならば、
10通りの展開の仕方がある事になります。
だから、疲れるんです。
多くの人と関わって、
笑える状態になれるという事は。
良く笑える人は、こういった要素がある事を、
回りの人間は察知しますから。
だから、良く笑っている人は、
回りの人から好かれるのです。
それに良く笑えるというのは、
自分自身のこだわりが
強くない事にも、つながりがあります。
笑えるというのは、相手の土俵に
立つ事ができるから、
楽しそうに笑えるのです。
まだ関係性が無い時に、
笑える状態を作るためには、
いち早く相手の土俵に立つ必要があり、
その土俵を楽しめる状態でなければなりません。
そのために、自分のこだわりが強かったり、
自分のプライドが高い人は、
相手の土俵に素早く上がる事ができないのです。
自分のルールとは違うと思ったら、
その話に乗る事ができなかったり、
心を閉ざしてしまったり、
楽しいと思える事ができなかったり。
話で変だと思った所を指摘してしまったり。
場の空気を和ませるよりも、
自分の考え方を優先させてしまう方を
選択してしまうのです。
