この事実はどっちにでも
使うことができます。
関係を遠ざけたい場合にも使えますし、
関係を近づけたい場合にも使えます。
関係を遠ざけたい場合には、
接点を減らしていく、
会う回数を減らす、
これが有効に働きます。
例えば関係を遠ざけたい人が
いる場所には行かないようにする。
電話や LINE に関しては、
いきなり0にするのは
不自然だとするならば、
徐々に徐々に減らしていき
最終的には反応しないようにする。
そうすると関係性は
薄まっていきフェードアウト
することができる。
それでもしつこくしてくる
相手の場合は、一度ちゃんと
説明を入れる。
仕事の関係で非常に忙しい状態になり、
自分のプライベートの時間も
全て仕事に注ぎこまなければならない。
期間は半年以上になると思う。
その間はそれだけに
集中するから連絡を
取ることはできないと思う。
このように説明をし、
その通りの行動をしていく。
逆に意図的にではないにしろ、
接点が減っていってしまう
とこれまで仲良かった関係
も終わりに向かいやすくなる。
学生の時などにも多くの人が
経験したと思うこと、
それまで同じクラスで
すごい仲良かった友達。
クラス替えがあることによって、
接点が減っていきそれまで
毎日遊んでいたのに、
気が付いたら全然遊ばなくなっていた。
これなんかはすごい
分かりやすい事例となります。
どんなに仲が良くても
物理的な接点というものに、
人間は思いっきり引っ張られていく。
精神的なものよりも、
物理的な接点の量の方が大きな
影響力を持っている。
人間の精神的なものは、物理的な
ものにあっさりと負ける。
この事を覚えておいた方が良いです。
気持ちがあれば・・・。
その人の事を思っていれば・・・。
そういった事にはあまり力がない。
というのが事実という事が分かります。
だったら、精神論的な事を言う
よりも、物理的な解決を考える事の
方が何倍も効果があります。
これはより関係が深い夫婦でも
同じだったりする。
理由があって別々に暮らさなきゃ
いけなくなった夫婦というのは、
一緒に住んでいる夫婦よりも
離婚率は倍になってしまう。
夫婦ですら、こんな感じになってしまう。
もしもどうしてもこの人だけは、
一生一緒にいたいと思うならば
もっとも気をつけるようその一つが、
どうやって接点を今と同じか
それ以上に保つかということに気を配る。
気持ちがあるから。
大切に思っているから。
そんな気持ちなんかは、数日で
変わる事もある。
だったら一緒にいれる。
一緒に住める環境を作った
方が効果は何倍もある。
こういった事が
非常に大切になってくる。
