このテーマは少し長くなりますので
お付き合いお願いします
私たちが活動して行く場合
知っておいた方が良いのは
女性側が一体どういった判断の仕方をするのか
というところです
そこでまた難しいのは女性側に聞いても
女性側もそれが分からないってことが
多々あるわけなんです
私はよく女性と話をして、そこからいろんな
ヒントをもらうんですが
でもここで気をつけていることがあって
あるテーマを掘り下げて
「これについてどう思う?」
みたいな質問の仕方をすると
「わからない」
みたいな答えが返ってくるのが多数なんです
なので話して何かヒントをもらうときというのは
話をしながら自然と出てきた言葉から
推測して行ったり
それがひとつの答えだな
という風に受け取るようにしてるんです
問題を出して、それに答えてもらおうと思うと
上手くいかないんです
例えばこんな話があります
マーガリンというのは昔は人気がなかったんです
人気はバターの方が圧倒的にあった
当時のマーガリンは色が白くて
一見してバターとマーガリンの差
というのは分かる状態だったんです
そこに目をつけた人が
これって黄色くするとマーガリンは
美味しくなくてバターは美味しいって言ってる人が
マーガリンと気づかずに
美味しいものだと思って食べるんじゃね
考えたわけです
で実際に片方のグループにはバター
片方のグループには黄色に着色して一見すると
バターに見えるマーガリンを出したんです
すると結果的に出てきた答えは
このバターは美味しかった
という答えだったんです
つまり黄色という色をつけることによって
そこにいた人はそれがバターだと思って食べて
バターだからマーガリン側の人も美味しい
という評価を下したわけです
あともう一つ
マーガリンを売っていくときに
考えたことがあったんですね
それはバターを買うと
アルミ箔に入っている事が多いと思います
その当時はアルミ箔というのも高価な物
だったんです
またここで調査をする時に
普通のマーガリン
そしてもう片方は
銀のアルミ箔で包んである
リッチマーガリンみたいな感じにして
食べてもらってどっちが美味しいか
って言うと
圧倒的に後者が美味しい
ってなったんです
味だけで見たら同じなんです
そこでこのアルミ箔はあったほうが
いいのか・ない方が良いのか
って聞くと、先ほどお話ししたような
答えが返ってくる
「わからない」
「アルミ箔なんてどうでもいい」
ってなるんです
つまり何で後者の方のマーガリンが
美味しかったと判断したのか
その差はアルミ箔だったわけです
味は同じなので
差はアルミ箔だけです
でもそれを選んだ本人からしてみたら
その理由は分かってないんです
結果としては圧倒的に後者を選ぶわけです
そして自分は味で選んでる
って思ってるわけです
ここって私達にしてみると、ものすごく重要な
ポイントで、よくこの仕組みっていうのを
理解してた方がいいんです
それは例えば女性側にどういった感じの
男性がいいのか?
艶っぽい展開になりやすい男性ってどんな男性?
って質問をストレートにして
そこから出てきた答えを
そのまま素直に信じてはいけないよ
ってことなんです
これは今お話ししたマーガリンの例と一緒です
本人はアルミ箔がついていて高級そうに
見えるから、こっちが美味しいと思って
食べて、アルミ箔の方が美味しいと感じた
結果的に味は同じなのに
後者の方が美味しい、アルミ箔はついて
高級そうにみえたから
美味しいという風にほとんどの人が感じた
理由はアルミ箔だったんです
でも本人はそれが分かってないわけです
ということは、つまり女性側に
この男性がいいなと思った理由を聞こうと
思って出てきた答えは
本当の答えじゃないことがほとんどだ
ってことなんです
続きます