ではこのテーマについて今回で終了となります
まず最初に女性側は例えばマーガリンであれば
色やアルミ箔がついていて、より高級に
見えることによって同じマーガリンであっても
味が美味しいものである
という風に判断を下す
そしてもう一つ
自分の内側の感覚を適切に言葉にすることは
できない
以前にこういった二つの点をお話ししてきました
で今回はそのまとめという形になるんですが
人間は色や容器などにも多大な影響を
受けるものなんだということが
おわかりいただけたと思います
そしてそういったものに影響を
受けているのだが、
しかし
それを言葉として説明することはできない
色なんていうのはものすごく影響を
受けやすい要素のひとつで
例えば飲み物があって炭酸飲料だとします
その炭酸飲料がセブンアップで
いつもの色のパッケージの配色を変えて
例えば黄色の色を15％増やすような容器に
入れるとレモンの風味を強く感じる
緑の色を15％増やすとライムの風味を
強く感じる
いつも飲んでいる飲み物の味が変わって
レモン風味になったライム風味になった
と感じてしまうのが人間の感覚なんです
実際には中身は変わってないとしても
見た目の色からレモンの風味が強くなった
ライムの風味が強くなったみたいに感じるんです
実際にクレームまで入っちゃうんですね
味を変えないでくれ
とクレームがくる
例えば容器を変えるだけ全然人間の感覚ってのは
変わるんです
例えばこれは私たちがイメージしても
分かると思うんですけども
桃が桃缶に入っているよりも
瓶に入っていて、外から見ても
桃が見える方が全然美味しそうに感じます
みかん缶だって、瓶に入っている方が
全然美味しいと感じるんです
値段を10%とかあげても
そっちの方を買う人が多くなるんです
このようにとにかく容器っていうものには
すごくこだわった方がいいですし
色というのもものすごく影響を与えるものなんだ
ってことも、この話からわかってくると
思うんですけども
そうするとここで私たちが気をつけるべき
ことというのは、人間は例えば食べ物ならば
その味だけに反応するんじゃないんです
これまでの話でお分かりのように
視覚であったり、自分のこれまでの記憶であったり
これまでの経験からの先入観であったり
目で見えるものから想像できるもの
そういったものに多大な影響を受けて
判断を下すものなんです
ですから私たちは自分が例えば着る洋服の色に
気を配るのはすごく大切です
高級そうに見せる色であれば
基本は黒になるわけです
例えば全体的に茶色っぽい洋服で
まとめているであったり、グレーの色で
まとめているとなんとなく
年寄りっぽく見えるというのは
やはり色から受ける影響なわけです
人間で言えば容器という存在は
その人のフォルム・ファッションになります
そのフォルムが大きくて丸っこいような
雰囲気にしてしまいますと
なんとなく安い印象であったり
あまり好ましくない印象を与えてしまう
ゆるい・だらしない印象を与えてしまう
よって私たちが考えていくことは
自分が選んでいくもので、どういった感覚を
女性に与えるだろうか
ってことをイメージしながら選べると
いいわけです
例えば美容師系統のファッションとか
髪型とかを真似したとして
女性側からなんかチャラい
って言われたとします
これってそれだけ聞くとネガティブに
聞こえるかもしれないんですけど
女性がそういったファッションを
見て得ている感覚というのは
結局は正しくは言葉にはされていない
可能性が高い
結果的にそういった男性と二人きりで
時間を過ごしている時に
自分がどういった感覚になるのか
ということを言葉では表現はできないんです
話を聞いた時にチャラい人は遊ばれそうで嫌だ
と言っていたとしても
実際にその場面になった時に
どういった展開になるのかというのは
女性側ではわかってないわけです
こういったことをいろいろ理解してって
その中で自分が選択するものを選べると良いです
何も根拠なく適当に選ぶよりも
こういった全体のことを理解して
選べた方がより良い選択が出来るわけです
