今現在知的作業が多いタイプの仕事を
している人は、一生付き合わない可能性がある
タイプの人になるので
この話は必要ないかもしれません
自分が関わる人がおおよそ固まっていて
その人達は論理的思考ができたり
コミュニケーションが上手だったりする人が
主体であればこういった角度からの人間を
見抜いていく知識は必要ないかもしれません
ただいろんな人と関わる機会がある人
人間について興味がある人には
参考になるかなと思います
私がこれをありありと実感して強烈に
覚えているのは中学生の頃までに遡ります
同級生でよく一緒にいたド・ヤンキーの友人が
いたんです
周りの同級生の男子からはひどく嫌われていて
ただ女子へのアプローチがすごいしつこくかつ
優しいので女性にだけは困らないような
やつだったんです
ただびっくりするぐらいにアホで
中学校3年間、結局一緒にいることが
多かったんですが
人のことを考えられないな
って思うことがめちゃくちゃあったんです
だから同性の男子からは敬遠されてしまうんです
勉強もすこぶるできない
できないという次元を超えていたんです
で、あるとき地図のようなものを写す
授業があったんです
で彼の書いてるものを見ると全然違う形を
書いてるんです
あまりにも違和感がありすぎて
でもそこで
あれっと思ったんです
もしかしたら、彼にはこういった形で
見えてるんじゃないかな
もしくは目に見えているものを、図として
描くと全然違うものとしてアウトプット
されてしまうんじゃないのか
と思ったんです
そうするとあらゆることが納得いくように
なったんです
彼は私が見ているものとは違うものの
見方をしているんじゃないかな
自分の中にあるものと、アウトプットされる
ものが違うものなんじゃないか
そして話をしていても全然違う聞こえ方や
理解のスピードをしているんじゃないかな
って思ったんです
そうすると腑に落ちることがあまりにも
多かったんです
例えばまず掛け算ができない
っていうことに途中で気づいたんです
一緒にいることも多かったんで
勉強教えてくれって言われたんで
一緒に勉強する機会とかがあったんですけど
どうも何も理解できないな
と思ってちょっとおかしいなと思って
九九を言ってもらったら
その段階でできてなかったんです
そこで私がわかってきたことがあって
ある種の人たちは私たちが見ているものとは
違うものの見方をしている
理解のスピードをしている
ということ
私たちは自分が理解できるものや
自分たちが見ているもの
聞いていることと同じスピードでは
理解できない人もいるし
(具体的にはとんでもなく時間がかかる
例えるならば勉強に関して言えば
1年でやる事を2年かけてやらなきゃ
いけないような感覚です)
全然違う見方をする人もいる
って事を知らないといけないなと思ったんです
そうすると人に合わせた話の仕方や
説明の仕方ができるんです
私はその彼とは普通に付き合えたんです
彼に合わせた話の仕方をしてたからです
でも彼は他の人とはうまくなかなかやっていけないんです
例えば彼は自分が能力的に劣ってる
って事を知ってたんです
周りの人が明らかに簡単にやっていることが
自分だけできないからです
なのでその分をヤンキーファッションなんかで
固めたり、威勢を張ることでどうにかしよう
としてたんです
そばにいることでそれはめちゃめちゃ
よく理解できました
こうやって自分を守ってるんだなあ
というのが中学生ながらに
すごくわかったんです
そしてなんでこの言葉を選ぶんだろう
っていうことも分かったんです
そういう風にしないと自分を守れないし
相手からバカにされちゃうから
だからこの言葉を選ぶんだなあ
というのを身近で見てたんです
今となってはまた別の見方で言葉を正しく
チョイス「も」できなかったんだろうな
と思うんです
自分がイラついた感情をそのまま言葉にすると
多分ああなったんじゃないかなと
さてちょっと前置きが長くなってしまったんですけど
そこから時間がかなり経過してから
私は人間に興味を持って人間を
よく知って行こうと思ったんです
それはあくまでも女性遊びありき
から来たものですが
そうするとより一層その当時の彼や
それまでにいろんな人と関わってきて
びっくりするような出来事や
びっくりするようなコミュニケーションを
とる人など、大量にかかわる事になったのですが
例えば完全に法の外にいる知人とかと
コミュニケーションを取ったりする機会とかも
あって、ものすごい荒くれてるんですけど
実際に一対一で話をすると普通なんです
そう言った人たちと様々と関わってきた
聞いたこと話したこと、暴れ狂う事
それらがすごく理解できるようになったんです
それはその人達の世界が分かるように
なったからです
ではそういった種類の人たちには
どんな事が起こっているのか
というのをお話ししていきます
これは今後いろんな女性・男性と関わっていく時に
コミュニケーションをとる時に
この女性にはこれぐらいのラインで話さない
といけないかな
という考え方が持てるようになる
と思っています
こういった人たちもいるということを知らないと
自分の考え方・理解力・ペースでのコミュニケーションが
通じるのが当たり前となってしまいます
こういったことを知っていれば
その人にとっての優しいコミュニケーションを
選択してあげられる場面がある
というメリットはあります
では次回でこのテーマは終わりにします