男性と女性の性愛に求めているものの形を
知る上で非常に参考になるもの
そして簡単に見れるものとして
少年漫画と少女漫画がある
と思っています
これは実際に見てみると分かるんですけど
少年漫画っていうのはだいたい人気が出るやつは
戦いであり競争であり
仲間という要素が含まれているものがほとんどです
基本的に男性が好むものは競争をして
1位を取るというものです
例えばワンピースというのは海賊王を目指す
ドラゴンボールであれば強い敵が現れ
それを全部倒すナンバーワンを目指していき
成長をしていくという事にワクワクするわけです
ところが少女漫画を見てみると
全然そういったものではないんですね
少女漫画の場合は基本的に描かれている
ものは恋愛です
そしてその恋愛の形も男性とは
全然違うんです
男性側は強くて競争を生き抜いて行く
そしていいやつである
そして周りにいる多くの女性の心を
奪っていくみたいなものが望まれていますし
男性としてもそういったものを
読みたいと思うんです
じゃあ少女漫画に描かれているものは?
と言うと全然そういったものは
描かれていなく
女性側がいろんな男性から言い寄られて
そしてその男性達の間で揺れ動き
最終的に自分がよりベストと思った男性を
選んでいくというストーリーが
めちゃくちゃ多いです
もう少し言えば典型的なパターンとしては
例えば学生ものの恋愛漫画ならば
ヒエラルキーがその学校で一番高い男性
との恋愛模様を描いていく
そしてそのヒエラルキーの高い男性と
それ以外のまたヒエラルキーの高いレベルの
男性との間で両方or複数から言い寄られて
その中から選択する
というような形が好まれているんです
(「花より男子」などはモロにこれド・真ん中)
つまり女性にとって恋愛や性に関しての
最大の重要ポイントはそこに男性同士の
自分の奪い合いがあり
最終的には自分がその中からナンバーワンの
男性を選ぶんだ
というところがメインのポイントになるわけです
つまりこういったことが言えるわけです
よく女性側に選ばれるなんていう
男性を目指しちゃいけない
自分が選ぶような立場になればいい
というようなお話がされるんですが
それというのは男性と女性との性愛に関しての
取り組み方の根本的な違いが
うまく反映されてない考え方だ
と思うんです
これ今少女漫画の例でお話ししたように
女性側の基本的な性への取り組み方は
「選択することが最大のテーマなんです」
これが女性の性愛の基本形です
私たち男性は女性に選択される立場である
ということが決定的だなと思うわけです
ただこれを男性側は媚びて女性に選んでもらう
という意味ではなく常に立場としては
選択される立場なんだ
この立場を忘れちゃいけないよ
ってことになるわけです
選択されるなんてまっぴらごめんだ
ってなると女性側の望んでいる状況には
マッチングしないので活動の要領は
より悪くなる
と思ってた方がいいです
男性の性愛の基本は、
「とりあえず目の前にいる女性全員と1発」
この差は、いかんともしがたい