私たちは魔が差すってことがあると思うんです
後から考えたらなんであの時
あんなことやっちゃったんだろう
って思う事って1回はみんなあると思うんです
思い返しても理由がわからない
でもこのことを知っておくと
その魔が差すということの理由の一部が
わかるようになります
私たちの意思決定というのは
いつでも安定しているものではないんです
周りの環境に影響を受けるんですね
特に影響受けやすい要素の1つは
自分がその判断を下す直前に
・どういった意識を持っていたのか
・どういった点に集中していたのか
・注意が何に向かっていたのか
ってところに大きく影響を受けるわけなんです
例えば日常の中である場面とするならば
車の運転というのがあります
その直前に自分の彼女と喧嘩をした後だった場合
焦点は不満・怒りに向かっている
その直後に運転している時に
不快に思われる迷惑な運転をしてくる
相手と関わった時に
魔が差して攻撃的な行動に出てしまう
可能性を高めるわけです
これがわかると私たちは自己防衛が
できるんです
例えば彼女と喧嘩した場合
これやばいなって自分で分かるわけです
次何かあった時にこれをベースにして
自分の言動が出てしまう可能性がある
って分かるわけです
これを自分で放置しておくか
自分で理解して自分で注意を払うか
でだいぶ変わるわけです
そしたら一度自分の注意を
他に持っていくようにできたり
自分を良い気分・良い状態
に持っていけるという技術を
身につけておくといいわけです
例えばここに行くと自分の気分が
凄く良くなるっていう決まった場所が
あるならばそこに行った方がいいんです
そうすると気分が変わるからです
その後の意識が変わります
ですがこれには移動のコストが
かかるのでそういった自分の気持ちを
良い方向に変えられる対象を
自分で持っておく
そういった習慣を身につけておくと
魔が差すということを予防できたりするわけです
そうするとまた分かること
自分が日頃、身を置いている場所が
ポジティブであればその確率を良い方向に
持って行くことができる
逆に自分がいつも身を置いている場所が
ネガティブなものならばネガティブな
ところに意識がいきやすくなるので
どうしても自分から出る言動が
ネガティブなものになりやすい
確率論の問題なので自分が身を置いている
ところがポジティブな要素が多ければ
多いほどポジティブな反応出せるように
なる確率があがるって事になるわけです
のでやっぱり自分が身を置く所っていうの
は自分から出てくる言動の質を
決定づける大きな要素になるわけです
気をつけないといけないです
