では、このテーマ本日で最後です
思春期~20代
話をしているとやはり他人と比べて
自分が低いレベルと感じてしまう事が
この世代の重要なテーマとなってるんです
必要以上に自信が低下している
という傾向が強いので
じゃあ具体的に自分に対して自信を持つには
どうしたらいいのか
というテーマの話になることがありますが
基本的に人間の価値といったものについては
抽象的なものでしかありません
絶対的な判断になるものは
存在していないわけです
それでもこの世代は
価値やヒエラルキーといったものを
見ようとしてしまうので
色々と苦悩をしたり
自分は3軍だ4軍だ
みたいなことで悲しい気持ちになってしまったり
自信を失ったり
陰キャというキャラクターを
自分につけたりするわけです
じゃあこういった時にどういった方法が
有効なのかという話になった時
難しいことを話ししても、ほぼ何の役にも
立たないので、ここではシンプルな話を
することがあります
もしも今この内容を読まれている
あなた自身がまだ20代で自分自身を
まだ作り上げている途中の場合
これを採用するといいなと思っています
特に20代前半ならば
まだ自分に対してどういった価値があるのか
自分は大した人間じゃないんじゃないか
など色々考えると思うんです
他人と比較すると、どうしても
自分を低く見積もり相手を高く見積もる
という傾向がこの世代では出てしまい
がちなので、すごくシンプルな
ものさしを用意してみると良いです
自分が昨日行ったこと
と
今日やったことの
差
です
それを見れる状態にしておくと分かりやすく
進んでいる・積み上げていることが分かるので
それをやるようにすると
自分の積み上げが目に見えて分かる
ので自分自身まだ考える力が
大人の状態になっていない
固まっていない時には、分かりやすく
積み上げる系の活動をすると
自分の不安な状態を安定させるひとつの方法
となりえるんです
自分がやっていること自分がより良い
自分になるために積み上げていること
っていうのを見える状態にして
記録していくというのが自分自身が
まだ漠然とした不安を抱え続けている時には
非常に有効性を発揮するものなんです
これは例外なく
やっぱり私も取り入れていて
ずっとこれはやり続けてました(今も)
自分自身に対しての自信というものは
なかったので自信を持つために
できることを増やしていく
って決めてたんです
できることを増やすっていうのは
一生懸命練習をすることで
どんどんできることが多くなったので
そういったものを複数取り入れて
自分が求めているレベルまで上げていく
求めているレベルはそこまでダントツに
やり続けないとできないようなものじゃなくて
例えば1年頑張れば達成できるものとか
そういったものに当てるようにしました
遊びでもそういった考えを持っていて
例えばスノーボードはまだできない
今後は、普通の人が
ぱっと見たときには、この人上手だなと
思えるぐらいまで滑れるようになったら
それは自分の積み上げの一つになる
遊びもそういう形で取り組むようにしました
そうやって自分ができなかったものは
具体的にできるようになる
というのをいくつもいくつもやるようにしたんです
それは趣味もそうですし
それ以外もそうです
学ぶって事も大切にしていたので
具体的にこれとこれとこれはずっと続ける
と決めたものは、ずっとやるように
していました
そうすることで明らかに昨日の自分よりも
今日の自分の方が積み上げていることが
分かるようになって
それが自信に明らかに繋がるわけです
そうこうしているうちに30代を超えてきて
だんだん考え方も固まり
いろんなことが分かるようになり
合理的に判断ができるようになっていき
そして安定した自分が作り上げられるように
なるわけです
大人になると自分自身もそういった
不安定な時間を過ごしてきた
ということを忘れちゃうんです
なので私たちは忘れないようにする
誰にだってあった時間です
時代です
でも多くの人は忘れて
「今の若い人は・・・」
というセリフを言います
若い人・・・は
ではなく、その世代は自分自身だって
そうだったわけです
ただそれを忘れているだけで
人間は忘れるもの
それを棚に置いて
「私の若いころは・・・苦労をし・・・」
なんて偉そうに話をしますが
ほぼほぼ例外なく
「不安定で、非合理的な事ばかり
考えていた」
はずなんです
私達は理解をする事で、忘れないようにしましょう
ので
こういった世代とコミュニケーションを
取る時にはこのテーマでお話してきた事を
念頭に置いて取り組んでみてください
大分、スムーズにやり取りができるはずです