人間同士が関係をより良いものにしていくときに
大切な感情の一つが
共感性
を高めていくっていうのがあります
その共感性を高めていくために有効なもの
それがつまりお酒アルコールです
アルコールは共感できる神経活動の純度を
高めていく事が分かっています
より共感しやすくなるって事です
つまりお酒を飲ませると他の人の話ししている
ものが、一層共感できるように感じたり
この人はすごく自分と感覚が似ている人
みたい、でより理解できるなと感じやすくなる
なので昔から会社でも上司と部下の関係を
縮めるために使われて
で実際にこのように効果があったわけです
あれというのは文化的な問題じゃなくて
脳科学から見ても有効性がある
明らかな方法である
って事が大分時間が経って、比較的最近に
なって分かったんです
でも今ってそれが少なくなっちゃってるんで
せっかく共感性を高めて距離を近づける
タイミングが減っちゃってるのは
残念だなと思ってるわけです
(とは言っても上司との付き合い面倒
っていうのは昔も今も変わらないで
下の世代が持つ感情なんですけど)
で今でも人との繋がりを大切にする人は
好んで飲み会とかをやるのは
脳科学的なことは知らないとしても
感覚として明らかにお酒を飲んで
話ししたほうが、より深い話ができたり
仲間という感覚を持てるとわかってるので
やるわけです
また
ここで難しくなるのは共感性を高めて
自分達は仲間だぜ
って思うようになればなるほど
それ以外の人は敵だ
というふうにみなす感覚が強くなっちゃうんです
だから飲み会の席とかってよく見かけることが
あると思うんですけど
例えば会社の人たちが一緒に飲んでたら
その場にいない上司の悪口を
とんでもなく言う
っていうのがあるんですけど
あれっていうのは別にその人たちの
性格がどうのじゃなくて人間の性質として
お酒が入って共感力が高まって
仲間だぜって思えるような相手と
一緒にいる時に、より共感性が高まっていき
それに対して元々好ましく思っていない人に
対しての感情がより明確に出てきちゃうんですね
日頃の人間関係で思っている感情が
より濃く出ちゃった感じなんです
交換を思っている相手に対しては
より大好きだという感情が出てきちゃって
嫌いだと思ってる人には悪口が止まらなくなる
みたいな性質があるわけです
お酒を飲んでより神経が共感力のほうに
傾いていってる時っていうのは
日頃あまり関係が良くない人に対しての言動
というものを気をつけないと
思いっきり
お前は敵だ
という態度が出やすくなってしまう
という悪い面もあるって事を知ってた方がいいです
何事も良い面があれば悪い面がある
って事なんです
悪い面というのは今お話ししてきたように
相手に対して敵対心を明らかにしてしまう
とか攻撃性が高くなる
とか思いっきり排他的になるとか
そういった性質が色濃く出てしまう
態度をより明確化してしまう
白黒がはっきりしすぎてしまう
この点は注意しつつうまくお酒と付き合えると
よりいいなと思っています
で当然ながら自分が好ましいと思っている女性と
関係を近づけたり、口説きたい、心をものにしたい
共感性を高めてより良い展開に持って行きたい
という時には、やっぱりお酒飲むのが有効
って事が分かってくると思います
なので今も昔もずっと口説く
というステージではお酒が使われるわけです
今はそれが一番有効な手ではなくて
いろんな方法が出てきてるんですけど
今でもかなり有効性が高い方法であることは
変わらないわけです