私たちが話をするときに知っておいた方が
いいことがあって
特にこれはよく起こることです
私たちは過去の記憶っての今に都合よく
どんどん変えてくんです
これは誰でもそうなんです
自分が意識してやっていることがあって
そのやっていることが自分を
成長させることだとします
そうすると過去の自分はかなりバカ
だったっていう設定に替わるんです
でも実際の事実から見ると
その人ってそんなバカじゃないよね
ってなるんです
なので私たちはまず大前提として
今その人が話ししている内容が過去の話で
あったならば今に都合よく変えられた話の
可能性がある
というか必ず過去の話は現在に影響を
受けて作られています
そこからいろんなことが分かってきます
過去の話の聞き方っていうのがあるんです
例えば未だによく遭遇することがある話の
一つとして自分は昔、かなりの不良だった
みたいな話をする人
ってまあいなくならないんです
それと並行して男性で良くあるケース
昔すごい自分はモテていた話です
その人の今を見てその人の考え方・性格
自分のフォルムの作り方
っていうのを見たら
その過去の事って、そこまで別人の状態で
ある事は考えずらいです
なので今現在のその人を見て
大したことないだろうな・嘘だろうな
ってなったら、その人の今現在の状態
っていうのが分かるんです
なぜならば前の方で言ったように
過去の話っていうのは、今の状態を元ネタとして
作られるわけです
ということは今、その人が自分自身が
すごい強い状態で自信がある場合
や、ガチの不良をやっていた場合
わざわざ自分の過去、すごい不良であった
という話は出しづらいんです
なぜならば不良であったっていうのは
あまりポジティブなことではない
ここは私の判断基準も入っちゃうんですけど
同級生の不良達って・・・完全にアウトなんです
犯罪行為ばっかりやるのが不良なんです
（主に恐/喝・弱い人への暴/力・窃/盗
ヤク〇〇などが主体）
だったら言わない方が良い
ガチの不良だったら
って事は
今現在の自分の満足させるために
過去の話を作っている事が見える
今は納得いかなく弱弱しい状態
この人は今の自分に対して納得がいって
ないんだろうなって見れるわけです
（ちなみにガチな人達はサラリーマンといった
仕事はできません
頭脳労働タイプでは生きていけないので
他の事で生きていくからです）
では実例から
実際にあった会話の中で知り合った人で
すごく仕事がうまくいってる人がいて
過去の話になって昔の自分は本当にバカだった
勉強も全然しなかったし
っていう話をする
相当自分がアホだったって話をするわけです
じゃあどこの大学ってなると
多くの人が知ってるような国立大学行ってるんです
国立大学に行く人がバカで全然勉強しなかった
なんてありえるわけないんです
その人は今すごく頑張ってるので
じゃあ過去の自分はそんな頑張っていなかった
今よりは頑張っていない
そこから作られた過去が上記のような形になる
ではまた別の女性のケース
昔はイケてるグループで
男友達も女友達もいっぱいいて
すごく楽しかったっていう話をする女性が
いたわけです
その時が自分の人生の最高の時だった
って話ししてるんですけど
今現在の人の女性のファッションであったり
自分の作り方・コミュニケーションの形を
見ていると
おそらくそんな状態ではなかったんだろうな
ってことがわかる
なぜそういった過去が作られたのか
って言うと今は過去よりも一層男性も女性からも
興味を持たれない状態だから
少し友達がいた過去の話が
より一層大きく良い状態だったとして
過去が作られちゃってるんです
過去の記憶を変えるってのは
悪い面ばかりじゃないんです
自分への肯定感を生み出すために
使われていることもあるんです
例えば今自分自身がそんなに良い状態じゃない
としても昔の自分はもっともっと
ひどかったから
今の自分はそれに比べたらだいぶ成長したんだ
というふうに使われることもあるんです
自分を保つために過去の自分を低く設定する
っていう使われ方もあるので
なのでその人を理解するであったりと
この人は、今、どういった状態であるか
って事を推測する時に、過去の話を聞く事で
より理解できる事がいっぱいあるんです
過去の話は、絶対に歪んでいます
歪ませない方が無理で、その歪み方は
今に合わせて歪むんです
なので、今を表す部分がより見て取れます
