前回は人間の性質として非常に重要なポイントである
最終的には自分自身が決めないと
その対象に対して満足いくことができない
そして私たちの人生のあらゆる部分に
大きく関係してしまう
選ぶ
ということの重要性について
生命に関わる例を出してお話しました
その方がより理解しやすいと思ったので
なぜ私たちは基本的に自分自身で
最終的には選ばないといけないのか
というと
その選択と言うものは
最終的に誰が引き受けることなのか?
っていうところが全てです
つまり選択のベースとして、それを選び生きていくのは
その本人なんですね
どんな結論であろうと
どんな選択であろうと
その選択が間違っていようが、その選択の先を
生きていくのは百パーセント本人なんです
なのでいくら本人じゃない側が答えを知っている
と言っても最終的には色々丁寧に説明しても
押し付けては決していけないんです
押し付けてしまった段階で、そこの選択っていうのは
本人にしてみたら不満足なものになってしまうんです
仮に正解だとしてもです
なぜならばその後それをベースに生きていくのは
本人なんです
そして本人しか本質的な答え
っていうのは分からないという面があります
本人がどういった考えを持って
本人がどのような生活を送りたいと思っているのか
どういった希望を持ってるのか
未来に対してどういった意向を持っているのか
などなど全ては本人しかわからない
これが本人に選ばせなければいけない最大の理由なんです
人間は誰しも他人に対して自分の思っていること
願っていることを全部正しく伝えることはできません
もっと言えば本人自体もなぜそういったことを
思っているのかを言語化できない時
ってあるんです
さらにケースとして
言いたくない
これだけは他の人には言えない
一生誰にも話さない
というものを抱えてたりします
ので本人以外が知らない事がそこには
要素として存在している事が多々あります
本人に都合良く作った嘘もあるかもしれません
ここってついつい私たちは自分が正しい
その人のためを思えば思えば思うほど
やってしまうミスで
更にそれが決定的な二人の関係を
破壊してしまうことに
なってしまうものなんです
それが押し付けてしまうこと
選択を押し付けてしまう事なんです
なのでここは本当に重要なことで
身近な人であればあるほどやってしまうミスなんで
ミスをしないように
この点は非常に重要だという前提で
考えるようにした方が良いです
自分は答えを知っている
と思っても、それは本人の中にある要素と掛け合わせて
考えてみると、答えではないという事は
良くあることだからです
正解
と
本人の意志は別物なので
ここをゴリゴリに押し付けて関係が修復できなく
なった人たちを山ほど知っています・・・