ルックス論

・・・人間の悲しいサガ・・・

人間の悲しい性質なんですが
誰でも美男美女
顔の美醜というものに
こだわったりするものです

コンピューターデート実験という
有名な実験があるんですが

大学の新入生たちに

「コンピューターが選んだ
あなたの理想の相手はこの人です」

と提示します

これはもちろん嘘で、適当にマッチング
しただけなんですけれども

それでダンスパーティーを行って
また会いたいと思う相手でしたか?

という質問をします

で、どういった判断を基準にして
もう一度会いたいと判断されたのか

結局ルックスが良かった人に
対してもう一度会いたいと思う

という

身も蓋もない事が分かったわけです

例えば学校の成績が良い知性的である

であったり

お互いの共通の興味が合う

であったり

そういったものではなくシンプルに
ルックスが良かった相手に対して
もう一度会いたいって思う確率が高い

まあ・・・これはしゃーないです

それが私達の遺伝子に埋め込まれたもの
とあきらめましょう

その根底には、ルックスが良い男女には
より優秀な遺伝子がある

という判断がベースにあるので
ここは覆せない

けれども、じゃあルックスが良くない人は
終わりなのかと言うと

それはそんなことなくて

戦略としてはルックスが良い場合は
短期でメリットを提示できるので
女性から興味を持ってもらいやすいわけです

じゃあ短期デでメリットが与えられない場合は
友達作戦と言って、友達になってから
徐々に関係を深めていくっていう方法なんです

これがルックスが良くない人に
とって有効なかつ、かなり強力な方法
の一つなんですが

ここで一つ

多くの人が忘れてしまうこと
というのがあるんです

それは何かと言ったら

友達になるにしても自分自身が
どういった興味を女性に対して
持たせることができるのか?

という点です

ここを考えてないと、この戦略というのが
全然うまくいかないんです

自分が女性にとって興味深い
と思ってもらえるポイントを
全然持っていないのに女性と親しくなる
友人になるというのは厳しいのです

友人になるとしても、最初に女性に対して
何らかの興味を持たれないと
そこから仲良くなりたいという風に
思われないからです

ということは

ルックスといった武器がないならば
自分というコンテンツをいかに
魅力的なものにするか

ということを戦略的に考え

自分にその魅力となり得るコンテンツを
身につけるべく、何を選択するのか

ということを考えていかなきゃ
いけないわけです

ここを考えないで

ただ友人になればいい

と思っていると全然その面での戦略も
うまくいかないっていう
結果になってしまうわけです

興味を持てない人と友人には
なろうとは思わないからです

友人になるにしても、そこには何かしらの
友人になる何かしらを作って
いかないといけないのです

 
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