日本語は理解してもらう要点が
多くなればなるほど、それに対応できない人が
増えていく
これをちゃんと理解しておく必要があるんです
それによって
「書いてあるんだから、、、」
という考えが薄らぎます
例えば、仕事の場面で
仕事をしていると、自分のできることで
相手のやれることを判断してしまうので
メールで説明しているから分かっているだろう
という思い込みで、やり取りをすると
痛い目を見ることっていっぱいあるんです
そのメールの内容自体が複雑であったり
判断しなければいけない点が増えたり
複数の要素で構成されていればいるほど
相手側は思い違いをしている可能性が凄い高い
って考えないといけないんです
このことが分かっているだけで、だいぶ対処の
仕方を変えられるんです
人には全部同じような言葉遣いであったり
説明をすれば伝わる
という考えは捨てて
その人を見て、この人にはどういった言葉の
使い方をすればいいのかな
という考え方ができるようになるからです
そして出す話題であったり、話す内容も
変えなければいけないってことが
分かってきます
この前提に立つと不特定多数の人に物事を
伝えるときには、結局は使う言葉のレベルを
かなり簡単にしないといけないってことです
小学生の高学年でわかる言葉を使う
ってことが不特定多数の人に言葉を
届けなければいけない、連絡をしなければ
いけない時に意識しなければいけない事
っていうのがわかってくるんですね
では今度は数字の場合
このような統計を見て
「40~45歳」の「男性」、「未婚」の割合いは
ざっくりと15%ぐらいよね
http://kanojo.info/gazou/210822.jpg
って、普通にわかると私たちは思ってしまう
と思うんですけど
このぐらいのいくつかの要素が絡まった
統計を見て、パッと答え出せる人って
、、、20%切っちゃうんですね
正しくはテストをしたグラフは
このグラフではないので多少
「20%を切る」という数字は変わるとは
思うんですけど
大体これぐらいの要素が絡まった統計は
多くの人は正しくは見れない
って考えてた方がいいんです
そうすると例えばコロナの件があった時に
丁寧に日々、データ情報を更新してくれている
サイトがあるんです
感染者数が何人
重症者数が何人
死者数は何人
などのように、いくつものデータを出してくれている
サイトとかがあるんです
それを見ると今どういった状況なのか
国別でも出してくれてたり
するんです
10万人あたり、感染者数であったり
死亡者数であったり
それを見れば相対的な比較は簡単にできる
これ見れば大体、日本って今どういった
状況なのかなっていうのが分かるんですけど
でも上記のような統計を見て分からない人が
80%いるんであれば、コロナのこのデータを見て
どれぐらいの状況なのかを感覚的に
理解できないのが80%である
って考えてた方がいいんです
この前提で考えると多くの人たちの反応が
すごく理解しやすくなりますし
なぜこういった反応をしているのかが
すごく納得いきやすくなります
そうすると統計を見てもわからないタイプの人達に
とっては何が有効になるのかって言うと
テレビで流される人達の言葉であったり
それを見てザックリと受ける印象の方が
強力になっちゃうんです
でも事実としては、そのざっくりと受ける印象は
メディアの方で意図的にどうとでも操作ができるので
意図した方向に動かされやすくなるわけです
結果そういった人たちは、不安を煽られるので
パニックになりやすいんです
集団を誘導して行こうと思う人達は
わかりやすいメディアの方を利用したり
映像などを使って、とりあえず感情を
不安にさせることを選択していきます
事実よりも印象・感覚の方を攻略したほうが
すごくやりやすいわけです
って事を知っていると
私達は仕掛ける側にもなれるし
仕掛けられた時には回避ができます