私たちは自分の自然な感性に任せていると
無駄なことに労力を使いまくってしまったり
することが多々あります
そのために私たちはどういった性質を
持っているのかを知っておくと
無駄なことを省けたり
多くの人達がやっていることの理由がわかって
納得できたりします
そしてその理由が分かることで
イライラしたりしなくて済んだりします
その典型的な例の一つが今の日本では
めちゃくちゃよく見ることです
何かミスをしたり悪いことをしたら
その人を袋叩きにする
というあの現象です
あれをやっている人たちは例外なく
なぜこういった状況になっているのか
を理解することなく自分の感情だけに
任せて動いている人たちです
なぜこんなことが言えるのかと言うと
自分の感性に任せれば、そういった行動を
とってしまう傾向を私たち人間は
持っているからなんです
なので感情のまま動く人ほど
この罠にはまって行きます
そして明らかに無駄なことに自分のエネルギーを
注ぎ続けるんです
何かミスしたら、その人に対して徹底的に
袋叩きにして、次またターゲットを
見つけたらその人を、、、
という風に繰り返されていくで
これって何も生産性がないです
自分にプラスのことはありません
ただ感情に任せて動いているだけです
ではその感情の正体は何なのかと言うと
原始的なものです
大体私たちが自分の感覚任せに何かを
しようとすると、だいたい行きつく先っていうのは
原始的な部分に行きつきます
原始的な部分で一体何が関係していて
あのような行動に出るのかと言うと
昔はルールというものがなかったんです
でルールというものがなければ
人間は基本的に利己的な生き物です
そうすると裏切るのが当然という形に
なっていきます
ですが裏切るのを当然としてしまうと
そのコミュニティは崩壊します
最も回避しなければいけないのが
裏切る事
ここで作られた鉄の掟が
「ルールを違反したものは処罰せよ」
です
ただこのルールを作るだけでは
まだ足りなくて、人間は進化をしていく
過程でこのように
正義を振りかざしルールを違反した者を
罰することで脳の中で快、感、物質が
出るようになった
つまり正義を振りかざす
悪者を成敗することで
人間の中には快、感、物質が出るように
設計したんです
なので裏切り者、ルール違反者は叩くべきだ
そしてそれを行った時には
自分の中はえもいわれぬ快、感、で満たされて
俺はいいことをしている
となるわけです
なのでその行動はずっと繰り返されるわけです
また次のターゲットを見つけて
同じことを繰り返し、自分の中で快、感、を
得ている
脳の快、感、部位を刺激する電流を
ネズミに流したら、エンドレスに
その電流を流すボタンを押し続ける
という現象と一緒です
つまりちょっと言葉がきつくなっちゃうんですけど
ひたすら自分と直接関係のない
ミスをした人を探し出して
必死に攻撃している人とネズミの行動は
同じなんです
結局私達は原始的なものに身を任せる
とこういった昔、採用されたもの
昔、大切だったものに身を委ねて
自分の大切なものをそこに注ぎ込むんです
こういったことで知らない
何も知ろうとしない人で、感情に任せて
動く人っていうのはこういったことを
やりがちなんです
ということで、これに熱心な人を見ていると
ものすごく原始的な人なんだな
という理解をしていれば
ハラを立たせることもなく放置しておくことが
ベターだって分かりますし
その人を治すことはできないんです
なぜならば原始的な快、感、
に取り付かれていて
それに対して疑問を持てない状態
いわゆる中毒なので可哀想な人だ
と思って
そっと離れてあげてください