ある部族の話をします
この部族の村では女の子が生まれると
部族でものすごくお祝いをするらしいんです
というのも女の子は成長すると
歌や踊りで生計を立てたり
工芸品などを作ったりして
生計を立てるのが主に女性側だからです
なので、すごく歓迎されて喜ばれるんですけど
男の子が産まれると全然歓迎されない
なんていう部族があるんです
で、これってそこまで男性と女性とで
生計を立てる形が大きな差がある
とは思えないんです
歌や踊りってなると、やはり女性が踊る方が
見ていても華やかな気分になるのは
分かるんですが
工芸品なんかは男性が作っても
女性が作っても、そこまで差はないだろな
なんなら男性の方がこだわりが強くて
一つの事しかできない性質が色濃くでる
男性もいるので
そっちの方がうまくいくんじゃないのかな
と思ったんです
が、その部族の生計の立て方を良く知っていくと
ある事が分かりました
結局のところ
特に何も技術はない部族である
特別な資源もない
何もないところから生計を立てるために
女性が歓迎されていた
女の子が生まれると大きくお祝いをする
じゃあその根底にあるのは実際なんなのか
って言うと
納得いく理由の最大の理由は「春を売る」
という行為でした
性の商取引です
というように昔から男性と女性
そこに何も特別なものがない時に
価値が見出されるのは男性・女性
どっちなのかって言ったら
やっぱ女性
女性として存在するだけで圧倒的に
生き物としての価値の差がついちゃう
っていう典型的な例なんです
多くの場合
男性ができることは女性もできるんです
でも女性ができることで男性ができない事
ってかなり多いんです
そして男性ができないことが、
生きていくことでの中心に関わることが多い
これがよく自分にの奥底から理解できていると
男性は自分自身で意図的に自分に価値を
もたらすように動いていかないと
自分自身に価値が乗らない
明確に意識しないと本当に価値がない男性として
扱われてしまいやすいんだ
ってことが分かると思います
生まれた段階で、男性は男性である
というだけの価値は持ってない傾向が高い
そもそも女性は各部族であったり種族の中で
昔から交換の対象とされるぐらい大切な存在
だったんです
極端に言ってしまえば男性は奪い合うための
戦闘要員だったという面も強いので
男性は自分で頑張んないといけない
そんな立ち位置にあるんだってことが分かる事例
(冒頭の部族の話)
かなと思います