今日の話は私達が今後の生活・活動をしていくにあたって
どういった活動が大切になるのか
どういった事が人間活動の価値になるのか
そういった話となります
間違えない活動であったり
正しい事を計算するであったり
多くの事を記憶するであったり
そういった事は私達には必要がなくなっていきます
それはコンピューターがやってくれる
ようになるからです
するとミスをする事が前提の私達人間はどういった
事に価値が出てくるのか
基本的に私達人間はミスをします
ミスをして危機的状況に陥ります
でもそれに対応します
特に男性は危機的状況にはいつになっても陥ります
で、また別のシーンで危機的状況に陥ります
それが男性のある種、習性です
その分、男性は危機的状況に陥ってからの
危険対応の能力が高くなります
残念ながら、これがゼロになる事はなくて
興味を持ってしまうバリエーションが多い人ほど
この繰り返しです
そうすると、痛い目に会いつづければつづけるほど
対応力は上がっていき
その年数を重ねれば重ねるほど
今度は、目に見えない事を事前に察知してしまう
ような能力がついてきます
他の人には見えない事が瞬間で見えるように
なっていきます
さらに危険対応の能力を重ねれば重ねるほど
動揺しなくなっていきます
ある意味
「いつもの事だ、さて今回はどうしようか」
って冷静に淡々ととらえられるようになります
全部、上記のような悲しいぐらいの愚かしい
繰り返しの上に、この形が成り立つようになるんです
女性関係でのトラブルやミスが多すぎた
私の場合もまさに上記のような展開で
発生したトラブルに若い時は、
身体が震えて動けなくなるぐらいに
動揺をしていたものが
今となっては
「いつもの事だ、さて今回はどうしようか」
と思える場面が圧倒的に増えました
で私達の活動の意味はこういった所に出てくる
と思うのです
こういった失敗を繰り返ししている内に
良い意味での能力・鈍感力を上げる事になり
そういった繰り返しの上に
守りたい人を守ったり
次の世代を守れるような人間になっていきます
そこにコンピューターには決してできない
事があるわけです
決まり切った事
正確に同じ事を繰り返す事はできても
予想できないトラブルには決してこれからも
対応はできない
もしもコンピューターが
対応できるようにするには、人間はそのトラブルに
ついて教える工程を経る事になるから
ここに人間の役割が見えるわけです
この愚かしい失敗の繰り返しと改善と
対応との中に
ここに人間にしかできない成長がある
計算ができない成長があります
で、この失敗・成長の中に私達のこれから先の
楽しさがあるんです
全てが分かっているもの
すでに完結しているものの中に楽しさはない
未熟な失敗の先に楽しさがあり
その楽しさが人間にしか感じる事ができないもの
これからもずーと楽しめるものだと思っています
私達の先にはこういった活動が大切になるはずです