私たちの判断っていうのは、ちゃんと癖・
習慣というのを知らないと簡単に騙されるんで
知っておいた方がいいです。
例えば、その典型的なものとして
挙げられるのは、
A商品を例えば新宿伊勢丹に
売っているとします。
それが地方の地元でしか聞いたことのない
スーパーマーケットに置いてあるとします。
値段が 3 割違うとします。
でも、なんとなく多くの人が感覚として
新宿伊勢丹に置いてあるものの方が
品質が良くて、かっこよく見えちゃうんです。
他にも例えば、ほとんど成分が同じで、
味も同じようなものが
成城石井で売っているのと、
地元のスーパーで売っているもの。
値段が3倍違っても成城石井の方が
美味しくて高級な感じがしちゃう。
海外の高い車であればなんか、性能が良さそうで、
かっこよく見えて品質が高そうに見える。
っていうのも、結局は運搬など輸入は
販売までのコストはかかるから、
その分が上乗せされているから
割高になっているとか。
そういったことのジャッジができなく
なってしまって何となくの感覚に
支配されることになる。
売り場のきれいさであったり、
豪華さにめちゃくちゃ引っ張られてしまうんです。
例えば、大量販売できるフランチャイズの
レストランで出す料理よりも
シェフが個人でやっている
個人レストランの方が美味しく感じる。
でも、実際にそういった情報を全くなしにして、
例えばサイゼリヤの料理と個人店主が
やっているお店の味を比べたら、
多くの場合、サイゼリヤが
勝っちゃったりするんです。
原価を同じとして考えたら、
フランチャイズの方が大量に仕入れができ
その分原価が安くなる。
販売価格も抑えられる。
ということで、めっちゃ雰囲気に騙される
っていうのが私たちの癖です。
ということは、その前提で物を選べるように
なっとけば雰囲気に流されるっていうことが
かなり抑えられる。
逆に言えば
自分が今度は仕掛ける側であれば。
男性として、いかに良い雰囲気や
価値が高そうに見えるように演出するか。
っていうのが、めっちゃくちゃ大切
ってことが分かってくると思うんです。
それに、ほとんどの女性は
引っ張られることになるからです。