私たちは自分が苦手だと思うことを実行する時には、
より慎重になりがちです。
より慎重になるだけ準備をして、ミスがない
ようにと考えて、実行しようとする。
けれども、結局まだ準備が足りてないんじゃないか
と心配になって先送りにしてしまったりします。
心配は重なっていって、もっと準備をしなければって
考えるようになる、完璧な準備を
求めるようになっちゃうんです。
自分が苦手な分野にも関わらず、その結果を
完璧なものを求めてミスをしないように
しようとするんです・・・。
では、何でそのような考え方に
囚われるのかって言うと、、、、
ここがそもそも考えの間違いで。
失敗しないようにっていうのは
失敗する可能性が高い
と自分で分かっているから。
苦手な分野だから。
その分野が自分が得意ではないから、
より心配になるわけです。
もしも自分が超得意な分野で小さい頃から
ずっとやってて、もうそれが息をするように
当たり前にできること。
例えば自分が小学校からずっとサッカを
やっていて、大学までサッカーをやって。
現在も社会人のフットサルをやっている。
このような状態だとします。
その時に知り合いから、サッカーの初心者が
集まってフットサルチーム作りたいんだけど、
ちょっと教えに来てくれない?。
と言われたとします。
そしたら何の準備もしなくて、当日
その場に行くと思うんです。
なぜ何の準備もしないのか。
心配もしないのか。
って言ったら、どうとでもなると思ってるからです。
自分がその場に言って初心者の人に
教えるのなんていうのは、十分教える
スペックがあるから何を質問されてもわかるし、
十分なことが教えられる
と分かりきってるから、何の準備もしないで
そのまんまその場に行けるわけです。
さて、これが分かると、いくら心配をして、
完璧に準備をしようと思っても、
これって無理だってことが分かると思うんです。
なぜ無理なのかと言ったら、完璧に準備しよう。
失敗しないようにしようとするのは、
そもそもその分野が苦手だからです。
苦手だから心配して結局、自分が発信するものが
相手を満足させることができないんじゃないか。
って思うから準備したくなるわけです。
ということは・・・ここには矛盾があるんです。
心配をして、より一層準備をする分野は
残念ながら思ったような水準には
達しないってことです。
つまりはシンプルに言えば
実力不足。
苦手分野だから、何も準備しなくていい
ってことじゃないんです。
準備することは大切ですが、それを必要以上に
やって必要以上の成果を求めよう。
実体以上の結果を残そう。
自分の実力以上のものを残したい。
って思うとより心配が募るんです。
そして、実際の場面になった時に
ほぼほぼ分かっていることとして 。
自分が望んでるものよりも、低いクオリティしか
出せない。
元々実力不足な状態だから心配なわけです。
ということは考え方を変えないと、いつまでも
このループから抜けらんない。
ということでやっていくこととしては。
準備はする。
でも今はしょうがない。
とりあえずできることはやるけど、これを続けて
いくしかない。
改良点が見つかったらその都度直していこう。
って思わないと
前には進まないってことになります。