例えば漫画を読んでもらって、その漫画が面白いか
どうかの点数を付けてもらう。
その時に口を「う」の発音の形にして
読んでもらって点数をつけてもらうの
と
「い」の発音の形にして点数をつけてもらう。
10 点満点で点数をつけてもらって
「う」という形をしてる方は 平均4 点といい。
「い」という形で読んでもらった時の評価は
平均6 点というように 2 点も差がついちゃうんです。
これって何でこのような結果になったのかっていうと、
「い」という形が笑顔に似ているから、
感情がより楽しくなって点数をつけることにも
影響を及ぼしたと考えられてるんです。
つまり、私たちの体の反応が感情に影響をする。
自分の頭で考えて感情とかが
湧いてきてるんではないってことが
研究で分かってきて、自分の体の動きが優先で
自分の感情が引っ張られてってるんだよ。
ってことが分かってきてるんです。
つまりここから言えることは何かっていうと、
仏頂面の人って、やっぱりどうしても
機嫌悪いじゃないですか?
それは自分自ら、機嫌が悪い方向に自分の表情を
使って持ってっちゃってるんです。
笑顔が出ない人って自分から笑顔を作らない。
何でもかんでもつまらない。という。
トップのお笑いの芸人さんが喋ってても
どこが面白いのかわからない。
って仏頂面して言っている。
そういう人って、結局はそう機嫌悪い態度を
出している状態だから。
それに引っ張られて自分の感情は
作られちゃってるわけです。
これに気づいてないってのはかなり大きな
人生へのダメージだなと思うわけです。
私たちは日頃行っていく遊びの活動っていうのは
楽しいことは決定してるんです。
なので、楽しい前提で動いていれば必然的に
全ての物事は楽しくなるんです。
そう私達人間は作られてるんで、この仕組みを
利用しないってのはめちゃくちゃ
もったいないわけです。
この仕組みがあるということがわかれば
私たちがなぜその人を見たときに感覚的に
すぐにこの人はとっつきやすい人なのか。
とっつきづらい人なのか。
が分かるという面も説明がつくわけです。
日頃どういう表情や仕草・
言動をしているかというのは、もはやその人の習慣
になっているわけです。
なのでその人を見た瞬間にその全ての情報というのは
一瞬で表現されてしまうわけなので。
その一瞬で表現されているされる日頃のものが
そこで表現されていて、それが第一印象となって
受け取られる。
そしてその第一印象というのは決して的外れ
ではなく、高確率で一定以上の正解率を
誇っているというのも。
私たちは頭で判断するというよりも、体から発信
されているものからスタートする。
という事を理解していると、その精度の高さなども
納得行きやすいと思うのです。