歪み・偏見・バイアス

大ゴケする時の要素とは何があるのか。

私たちが何か判断する時については、
自分が得意な分野であれば、直感で判断をすると
判断の精度が高くなるんです。

例えばブランドのバッグがあります。

ブランドのバッグが好きで、いっぱい所有
している人っていうのはブランドのバッグを
数秒見て偽物か本物かを判断しても
判断の精度は高くなるんです。

逆にブランドのバッグを所有したことない人。

そもそも興味を持っていなかった人は
判断する精度は低いので、数秒では決して
分からないんです。


なので、得意分野でない場合は、色々と情報を集めて
判断を下した方が良い、となるわけです。

で、ここって陥りがちな 1 つの罠が
自分が他の分野にすごい詳しいとします。

ブランドのバッグ、じゃなくて靴に
すごい興味があって、靴に関しては
すごい詳しいとします。

そうするとなんとなくの感覚で、自分はバックも
判断ができるんじゃないか。

っていう錯覚に陥るんですね。

何か 1 つの分野に特化していればいるほど、
それって他の分野にも応用されるんじゃないか。

って人間は勘違いするんです。

これは自分だけじゃなく、他人もそうなんです。

例えばある分野に関して、かなりの専門家が
いるとします。

その人を多くの人は信用します。

そしたら、その人が得意分野じゃないことに対して
の話をしていても、その判断の精度も
高いと思っちゃうんです。

これがよく見られるのがテレビなんかに
出ているコメンテーターです。

元々は何かの専門家で出てたけれども、
それ以外についてもコメントを求められる
ようになって、専門外なのに、さもそれが
正しいかのように発信をしなきゃいけなく
なっちゃうっていうパターンです。

そして実際にそれを見ている人は、そのコメントが
正しいかのように感じてしまう。

大きな失敗をする時って、このパターンに
該当することがあるんで、私たちは気を
つけなければいけないわけです。

何かの分野でうまくいった。

それをもっと他にも広げていこうと思った時に
大きなミスをしがちなんです。

これも私たちの身の回りでよく見かける風景です。

仕事で成功した人が自分に対しての自信を高めて
万能感が高くなる。

同じお金ということで、今度は投資に興味
を持つけれども、ここは別分野。

そこで大失敗して破産してしまう。

なんてことがあるわけです。

失敗する時にアリがちな。

その要素としては。

その分野に置ける知識不足や経験不足を
考慮に入れなかったり。

自分で何かしら成功してしまって、自信過剰に
なってしまって、自分に万能感を感じてしまった。

自分の興味にあまりにも深く刺さってしまった。

そうすると、実態以上にその対象に対しての価値を
高く見積もってしまって、過剰評価の過剰コスト投入

という展開になりがち。

盲目的な状態になってしまう。

このパターンも怖いです。

冷静な判断はできずに、盲目的に

「これはすばらしい発見だ。
自分の人生をかける価値がある。」

まで没頭すると中々人生破滅にむかいがち。

などのことがあると、私たちって判断ミスをしがちに
なってしまうってことを知っておくと良いです。

この3つが組み合わさってしまうと、
かなり破滅的な方向に向かう確率が高くなるわけです。

 
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