あまりその人の話し方、情熱的な話し方に
引っ張られないようにした方がいいです。
相手がすごく情熱的に話をしたり、
熱量が高いような口調で話ししていると、
その人が言っていることは、
価値があったり、実際に実現されるだろう。
って考えがちなんです。
特にこのように受け取る人って、
自分自身が感覚優先で物事を選択していく人
ってその傾向が高いんです。
そういった人は相手が情熱的であるとか、
すごく楽しそうに話をするとか、
声が大きいとか、
自信満々に見える、
など、一瞬見た時の感覚を
最優先したくなるんです。
そしてその人を信用したり、その人に何か
自分の大切なものを渡したりするんです。
この人は本当に今、話ししていることに
情熱を傾けている。
その人が言ってる話は本当だろう
と考えるからです。
でもそれって考えなければいけない
ポイントがあって。
ここを無視すると結構失敗するんです。
それはそのような話し方をするのは、
「その人の性格が大きく関わっている。」
ということなんです。
その人が本当に能力が高くて、再現可能なことを
話ししているのではなくて。
その人が何か話す時には
いつもそのようなテンションや
テンポの話し方になりがちってことなんです。
実際にその話の信憑性が高い事
ってのはあまり相関性がないんです。
一方話を判断する時に、その話の内容であったり、
再現性可能かを理屈で考える人って、
あんまりその人の話し方に
左右されるんではなく、
理屈優先に考えていくので、そっちの判断の方が
うまくいきやすいことが多いんです。
その話ししている内容に対して、
本当にその人が情熱を持っている、
熱意を持っている、
再現性が高いのかどうか。
っていうのは、その人が実際にどれだけ
その対象に対してコストを割いているのか。
行動化しているのか。
っていうのを見る方が、より現実的なんです。
その人の本当の情熱・熱意・やる気というのは、
話し方や、話の熱量に出るよりも。
その人がどれだけコストを割いて、
その対象に取り組んでいるのか。
の方が分かりやすく、より正確な判断が
下せるんです。
ものすごく口では素晴らしいことを
言っているけれども、それに対して
何も行動を起こさない。
熱量もないような行動しか取って
なかったんだったら、その人が言っていることは
口先だけのことである。
って考えた方がいいわけです。
このようなやり方を採用すると、その人の
話し方に左右されて騙される
って確率が低くなります。