有名な実験の 1 つでラットに
避けることができない電気ショックを与える。
という実験があって。
そうすると自分では、
どうにもできなくなるので、
そのうち諦めてしまうという状態になる。
学習性無力感
と呼ばれる状態に陥っていきます。
そうすると何もやる気が起きなくなって、
水に放り込まれても泳ごうとも
しなくなっちゃうんです。
完全に自信が失われた状態です。
で、ここからどうにか自信って回復できないのか。
って言うと、これ回復する方法があるんです。
それはランニングホイール。
あの丸い輪っかです。
クルクル回すやつ。
を置いて走り出してホイールが
回転するまで電気ショックを与える。
ホイールを回すと電気が止まる。
止めるとまた電気ショックが与えられる。
走り出せばまた止まる。
制御が自分によって可能になる。
という体験をすることで、自信が回復する。
という例があるんです。
そうすることで自分でどうにかする事が
できるんだって気づいて。
そうすると、恐怖を感じても。
どうにかしようとして動くことが
できるようになる。
これって人間にも応用ができるって考えられて、
自信を失ってしまった状態で
何かをやり遂げてみるといいです。
今の自分でギリギリできるかできないか。
それを根性でやる。やりきる。
そうすることで自信って回復する。
ってことが分かってるんです。
なので、例えば市民マラソン的なもので
20km 程度のものに参加して
やりきるだけでもいいんです。
それでやりきったという事実が
自分に自信をもたらしてくれる。
自分でどうにかできた。
この感覚を手に入れる。
すると自信を復活させてくれるんで。
トレーニングとかもそれの延長線上で
世の中、自分の思い通りになる
ことなんて、ほとんどないんですけど。
トレーニングに至っては、やればやった
成果がそのまんま返ってくるんで。
はまっていく人も多いわけです。
シンプルにそれで体が変わることで
強烈な自信に変わる。
ただ、これは週最低2日で数年単位で
続けなきゃいけないんで。
まずはすぐに手に入る、やりきった体験
っていうのが必要です。