私たちの判断で典型的なミスっていうのは
自分の意識に上ってきやすいものは
頻繁にある事。
って考えてしまうんです。
例えば
1
A・/殺/人
B・自殺。
2・
A・自動車事故
B・癌。
このように比較したらどっちの方が
数多いのかって聞かれると。
パッと考えてパッと答えるならばA
って答えちゃうんです。
なんでかって言うとイメージが強いからです。
繰り返しニュースでもやってますし、
センセーショナルな事件があったら
それを取り上げる。
だから、私たちの頭の中には殺〇であったり、
自動車事故っていうのは頻繁に周りでも
起っているっていう風に勘違い
させられちゃってるんです。
でも、実際には自〇が圧倒的に多いですし、
癌なんてめちゃくちゃ多いわけです。
こういったことって何が問題なのか
っていうと、これによって私たちが
しかける側から思ったような方向に
考えを持っていかれるってこともあるわけです。
それに何か自分がやりたいことがあっても、
それをやらないための理由付けとかにも
なっちゃうので厄介なんです。
例えば自分が行ってみたい国があったとして、
でもそこ治安が悪いから
って話を聞いちゃったら。
「そうか。
治安悪いんだったら
行くのやめとこう。」
って考えるんです。
その割には日頃から自分の体のケアとかしないで
運をもしないで、食事に気をつけない。
睡眠に関して意識を配るってことも一切してない。
だったら、生活習慣病で体の具合を
壊す方が、治安の悪い国に行って
トラブルにあって命の危機に遭うよりも
確率は高いよねってなるわけです。
人間って正しい認識っていうのは
できなくて、自分の印象を基に
どうしても判断してしまうんです。
私たちはそういったことが当たり前である
という前提で、ちょっと一旦考える習慣を
つけてって、
それにプラス
知っておくことで、
「おっと。
またここでミスジャッジを自分で
くだしてるな。」
ってことが、考えられるようになってくるんです。
これって習慣にしておくことで、一旦立ち止まって、
自分の頭で考えることができるようになります。
そしたら相手にとって都合のいい嘘であったり、
印象深いものをガンガン見せられて、
それによって相手側の意図した方向に
動かそうとしている魂胆を見抜いて、
例えばテレビならば、その段階でテレビを
消してしまうとか、そういった行動の選択が
できるようになるんです。