自分の選択したことが、正しいかどうか。
ということを心配する人がいます。
これって現実に合わせて考えてみると、
自分が選択したものが正しいかどうか。
よりも、現実的には自分が選択したものを
自分の力技で、正しかった状態に持っていくこと
の方が多くなるってことが、わかってくると思うんです。
というのも選択した後からは、
選択しなかったことが正しいかどうか。
っていうのは、わからないことが多いんです。
実際には未来というのは
私たちには見えない。
その瞬間に目の前にあるように感じている選択肢、
それが本当に正しい意味での選択肢かどうかは、
未来の事。
後から考えると、他にもいくらでも
選択肢はあった・・・なんて事は、いくらでもありえる事
だからです。
だから、その未来を見るような選択は、
どっちの方が正しかったのか。
というのは分からない。
だから、多くの人たちは結局、今、現在選択した方を
正解だ
と思えるように活動をしていくことになるんです。
それしか出来る事は、ない事になるからです。
何か1つを選択したら、他の選択肢を選んでいたら
どうなっていたのか。
それはもう分からない。
それにもう 1 つ。
選択肢とも言えないような、選択しか
できないような状態に追い込まれないように
持っていくってこと。
何を選択しようとも、ドツボにしか
はまらないような選択肢が3つあったら、
それってもはや選択肢ではなく、
自滅の道になる。
そうならないために、事前に対策を練っておく。
そのような状況にならないようにしておく。
例えば。
肥満。
運動をしない。
1日14時間の座り仕事で日2000歩しか動かない。
食事は、適当な炭水化物が95%の食事。
お酒は日にワイン2本。
その上で、
「さて。
重度の糖尿病・肝硬変・心筋梗塞・メンタル疾患。
さあ、どれを選びますか。」
みたいな選択肢にならないように。って事です。
結局、その都度の選択というのは、自分のこれまで
やってきた事を踏まえて
なんとなく確率がありそうなものの、中から
自分の中で 1 つを選んでいく。
っていう活動をしてくんです。
結局私たちは、今できることしかやることが
できない、という条件は、みんな一緒なんです。
例えばベストだと自信満々で選択をした事でも、
その後、大したコストを割かずに
適当にこなしていれば悪い結果になる確率は増え。
第三者からみると、茨の道を選んでいる事の
ように見えた事でも、ヒットする事もある。
そうすると結論になっていくことは、
今できることを精一杯やって、後付けで、
やっぱり、あの時の選択は正解だったんだろうな。
と思い込めるような現状を作っていくことになる。
と思ったら、良いと考えています。