普通に考えると、大切な人を
大切にする。
その対象が、彼女であったり
妻であったり、家庭であったり
子供であったり、親であったり
友達・親友であったり。
別に対象は、人間でなくても良くて
犬であったり、猫などのペットで
あったりと。
そういった自分の回りにいる
大切だという感情を持てる対象。
これって、一見すると、対象の
事を大切に思うという、与える
的な感情だと思われるかと思います。
ただ、これは、もう少し考えて
みると、実の所、自分の為。
という面が強く見えてきます。
例えば、心から大切だと思える
対象が、自分だけだったとします。
すると、時にシンドクなります。
例えば、仕事をしていて、心身
ともに、一杯一杯になった時。
自分のため。
となると、モチベーションが
持たなくて、どうでも良くなる
可能性があります。
自分のためだけだと、その負荷が
強すぎるというか、負荷に耐えられない。
そんな時が来るかもしれないわけです。
その負荷を支える対象が、自分だけ
のために、負荷は、その1点に
かかると想像してみてください。
で。
対象が複数あると。
その負荷を上手く分散する事が
できたりするんです。
感覚の話なんですけど。
でも、これって、実際に大切に
思えるものを複数持っている時と
持っていない時の自分の感覚を
比べる機会があると、体感する
事ができるんですね。
もし、そういった機会が
あったら、ちょっと自分の体に
聞いてみてください。
すると、ちょっと自己中心的な
話なんですが、自分の負担を少なく
するという、面から見て、大切な対象を
作り、その大切な対象を、実際に
大切に、いつくしんでみる。
動機は、不純に感じますけどね。
でも、それが良い行動へと変換
されるので、あれば、俺は全然
良い動機だと思っています。
何も動機すらなく、大切にする
対象を持つ意味も分からないよりも
自分のため。
といった動機であったとしても、大切
にする対象が無いよりは、全然良い
んじゃないかなと。
それがいつの間にか、自分の中で
自然な事になれば、大切に
されている対象も、うれしく無い
はずはないでしょうし。
良い方向に向かうわけです。
かなり、内側の感覚的な話
なのですが、こういった面を
強化していくのも、大切で
毎日、色々と話をしていると
テクニカルな面も大切なんですが
やっぱり、内面部分も
非常に重要なんだなと。
内面により、見えるものが
変わるという事が、色々な
事からも、実感できます。
