年上の男性女性とわず、
お話をさせてもらっていると、
多くの人が口にしているのが、
時代を追う事に、
コミュニケーション能力が
低くなっている人が
増えているように感じる。
って事なんですが。
これって、考え方によっては、
当たり前の流れなのかもしれません。
特に回りの人と、
コミュニケーションを取らないでも、
どうにかなるような状態ですから、
取らない方が
楽と思う人が増えても
当たり前で。
人とつるまないと、
不都合が多かった時代と、
人とつるまないでも、
そこまで不都合がない、
現代では、状況が違います。
そういった時代背景などもあって、
具体的に生きていくための
手段として、コミュニケーションが
必要だった時と、
そこまで必要ではなくなった今。
その力が変わるのは、当然なのですが。
で、そういったありがたい状況なので、
私達は、自分の考え、
いわゆる自分の殻に
閉じこもる事ができて。
その結果、もたらされるものが。
「自分の考えの絶対化。」
それは、プライドという形に見えたり、
無駄に頑固のように感じさせたり、
視野の狭い幼稚性を
発揮したりするわけです。
多くの考え方を取り入れる
必要がないから。
回りの人と、協調する必要も
そんなにないから、
相手の考えを
自分に取りいれる必要が無い。
そういった考えを
長い事持ち続けていると、
自分の考えを絶対なものとしてみて、
視野の狭い状態に
なっていくわけです。
もちろん、視野が狭いという事で、
コミュニケーションが
円滑になる事はありませんし、
自分の考えを
押し付けてくけてしまう。
自分の考えを絶対化している人は、
自分の考えを押し付ける傾向が高いです。
「嫌な野郎だ。」
といった処理の仕方を、
回りに人から、
数多くされるようになります。
つまり、好かれない人に
なっていくわけです。
それに、どんどん、対応力は低くなります。
いつも、同じことが起きる。
いつも、同じ行動を取る。
そこに安心感を感じるようになり、
さらに行動の幅は狭くなる。
同じことを繰り返す事で、
新しい行動への恐怖心を
持つようになってしまって。
続きます。