人間は自分はこういったものだ
と決めつけてしまうと
それに縛られるようになっちゃうんです
例えば大人になると自分が面白い
って思えるものはこれだ
って決めつけちゃうんです
そしたらそれ以外のものを提示されても
反応しなくなるんです
自分はそれは好きじゃない
って決めつけちゃうからです
こうなっちゃうと、もうつまらない人です
その人から出てくる思考はいつも同じ
興味を持つ話の方向性も一緒
出てくる判断方法も一緒
になっちゃうので話をすることも面白くないもの
になっていく
自分に対しても新しいものに興味を持つ
ということは諦めていることにも繋がっちゃうんです
私たちは自分を楽しませられるものって
全部知ってるわけがないんです
今まで触れてないことなんていくらだってあるからです
映画一つをとってみても
自分はこれが好きである
と決めつけないで
人が面白いと思ってるものを見ていくうちに
自分が、こういうの好きなんだ
って気付く事っていくらでもあるんです
ここでそれに出会えるかどうかはシンプルに
いろんな人の面白いに興味を持てるか持てないか
自分の決めつけってあんまり参考にならないんです
こういったことを放棄すると
何でこれ面白い
って思ったんだろうか
どんな表現が楽しいと思ったのか
自分の中での新しい楽しみ方っていうものに
気付く機会もなくなっちゃうんです
自分はこれしか見ないって決めちゃうと
それ以外のものを見てる人との話も
楽しめない
例えば同じものが楽しいって言ってても
その見方って全然違うんです
ドラえもんだって
タイトルは、ドラえもんって言うんだから
ドラえもんが主役だと思っている人
と
のび太が主役だと思ってる人はいるわけです
そうすると見方って全然変わります
どっちを主役として考えて物語を見るのかで
物語の解釈ってものすごく変わるわけです
例えばヒーローものであればヒーローを応援する人
と
悪役応援する人
に別れます
そしたら見方は当然変わります
見方っていう話をするだけでも全然一つの物語も
見え方が変わってくるんですね
そうすると人によって考え方は違うから
話をしてみるって面白いなっていうことに
気付ける
でも自分で決め付けちゃったら
それ以外の考えは入ってこないし
一つの見方しかないって決めつけちゃうので
考えはどんどんどんどん頑固になって
つまんなくなるんです
そして融通の利かない人になって
そういう人と話してても面白くないよね
ってなりがちなんです
特に男性は気をつけないと年齢重ねると
その傾向は強くなっていくので