話をしていて、言葉にされている言葉。
それだけがすべてではない事が
俺達日本人の会話には多かったりする。
男性はまだそうでもないですが、
それが対女性になると、言葉以外の言葉。
今、話をしている。話が終わった。
その後に続く言葉というものが
あったりするんです。
でも、それは言葉にされないで、
掘ってもらうのを待つ。
そういった
“察して話を展開してくれない?。”
というケースが結構ある。
うん。
これは俺達男性には面倒な事なのだが。
多くの女性がそれを使ったりするし、
それがコミュニケーションを円滑に
する時もあるから面倒なんですね。
例えば、
「3月とかって忙しいの?。」
正直に言えば、クソ忙しくて
死にそうだわ。
っていうのが自分の正直な状態
だとしても、これを言ってきた側
は、その後に続く言葉を持って
いるけど、相手の返事を聞いてから
と思って控えている言葉がある。
「そうだね。
いつもの月と比べると、ちょっと
3月は忙しいかもね。
ところで何で?。」
がこの場合、丁寧な対応になって
きたりするんですね。
そうやって言わない感情。
言いたいけど、こちらから
引き出してほしい言葉と
いうのがある。
コミュニケーションが下手な人は
ここで会話を終わらせてしまう事
があるわけですね。
「3月とかって忙しいの?。」
「クソ忙しい。」
こう答えれば。
この会話はこれで終わりになる。
毎回気が付くのは無理だとは
思うのですが、言葉の選択として
「まだ何か後ろに続きそうな
言葉で終わっている。」
そう感じる場合は、もう少しその
話を続けてみる事を意識が
で」きると、その後からまた別の言葉
が出てくる事が結構ある。
そして。
これまでの人生で、大抵の事が
スムーズに滞りなく、
何となくの感覚でやれてこれた
人というのは、こういった事を
察知するのは苦手。
こういった事が出来る人は、
たぶんすごく色々と失敗して
つまずいてきた人なんだろう。
そう思うんです。
一杯苦労している人には、
すごく人の心に配慮してくれる
人が多いので。