私たちはどんな時だって楽(ラク)がいいです
なので楽であることを望むわけです
そうすると摩擦が起こった時にとる態度
というのは、まぁ方向性は決まってきまして
逃げる
というのを最も好む訳です
ところがです
逃げるという選択は摩擦の問題が解決できる
確率が色々な選択肢の中でも
”最も低いものだ”
ということがわかってくるんです
では逆にそういった摩擦が起きた時に選択すると
良い方向は何なのかというと
私がよく使う言葉で表現するならば
折り合いをつける
というやつです
これが実は摩擦が起きた時の問題が解消できる確率を
最も高める選択肢なんですね
これが数字化して表されたりしているのですが
2倍ほど違う
ということがわかってたりする訳です
逃げた場合というのは、その摩擦が解決される
確率は約40%
折り合いをつけるという場合は
約80%も解決できてしまうってことも
分かってる訳です
つまり逃げるとどうしても摩擦がどんどん
トラブルがどんどん増えていってしまう訳です
かと言って強引に強制ししたり、脅しをかけて
自分に都合よく展開させるというのも
トラブルが増える大きな要因になるので
結果的に妥協をしてお互いにどうやったら
諦めつくかね
というようなやり方
つまり、折り合いをつけるですね
と言うやり方が摩擦と言うトラブル対処ゲームの中では
最も良い方向に向かいやすいやりかたなんです
ここでまた問題になってくるのが
絶対こうである
という考え方を持っていると
この妥協をしたり、ちょうど良いポイントで
調節するという
フワッとしたやりかた
ができなくなってしまう訳です
私達は人間関係で
常に対処しなければいけないのです
対処する上ではフワフワとした
まぁとりあえず、この場は良い形で納めよう
というやり方が常にどんな時でも
大切だってことがわかってきます
なぜならばいつだってトラブルに
対処しなければいけないというのが
私たちが生きている人間の社会です
それを100%白黒はっきりさせようということを
考えることがそもそも無理なんです
100%白黒はっきりさせようと考えるから
それはうまくいかないですから
いつでも上手くいかない
結果的に無気力になってしまったり
トラブルをより大きくさせてしまったり
逃げたいという方向に持っていってしまう訳です
というようなこと、を色々と今までの人間関係の
活動の中で蓄積していった結果
現状を私も今はトラブルが起きるのは当たり前
その中でいかに折り合いつけようかなー
ということを考えながらずっと活動してる訳です
もう白黒つけようなんてことは考えていません
まずは色々と話してみるってところが
大切になります
そうすると話をとりあえずしてみる
世間話というものの重要性とかが
すっげえ大切だという現実が見えてきたりします
若い時には馬鹿にしていた世間話ができる
という能力の威力を改めて
大人になってから知ったりします