ここに4人のメンバーがいる
それぞれ初対面
そこでゲームを行う
1ゲーム1人3000円もらえる
これをチームに全額渡せば
チーム全員が2000円づつもらえる
ので全員が渡せば
1人あたり8000円になる
自分で全部もらう事もできる
これを6ゲーム行う
もしも全ゲーム、全員がチームに全額入れれば
1人あたり48000円
全部ひとり占めした場合
1人あたり18000円
このゲームでは相談は禁止である
これで確実に得をしようと思った場合は
全部自分で一人でもらうっていう風にも
考えられるわけです
ですがこのゲームの中には
ある必勝法
があるんです
このゲームの中の一人だけでいいんです
その人が何も言わず
全額、全ゲーム、チームに
投入しつづければいいんです
これが必勝法なんです
これをやるとどうなるのか
と言うと
その姿を周りのメンバーが見るんです
そうすると全部チームに突っ込んじゃう
っていうのが当然なんだ
っていう感覚が芽生えます
で結果的に独り占めするよりも
全額入れる人が1人いるだけで
トータル1人あたりもらえる金額は
多くなるんです
何回ゲームをやってもそうやってなるんです
1人いるだけでいいんです
これがコミュニティに関する考え方の一つとして
非常に参考になると思うんです
そのコミュニティをよりよいものに
しようと思うならば
その中の1人だけでいいんです
どうやったらコミュニティは良くなるだろうか
人と人とのコミュニケーション
っていうものは、より良いものになるだろうか
ということを知って
それを実践し続ける人が
そのコミュニティに1人だけでもいればいいんです
そしたらそれは見事に周りにも
影響されるって事なんです
私がよく話をさせてもらう
知っている人が実践すればいい
というのは、これで
知らない人・知ろうとしない人
学ぼうとしない人は結局わからないので
実戦もできないんです
でもその中の一人だけが学び、そして実践する
ことができれば、そのコミュニティにいる人は
学ぶ気はないけれども、その姿を見て影響を受け
結果的にコミュニティ全体が良くなっていくわけです
これがコミュニティで良いサイクルを
生み出すわかりやすいひとつの例なんです